富士通(株)は、英語を母国語とする人が日本語のWebページを読むための、Internet
Explorer対応日英翻訳ソフト『TransLinGO!』を米国と日本で12月1日に発売する。米国ではFujitsu
Software Corporationが販売し、日本では(株)ジー・サーチが販売する。Windows95英語版対応で、Internet
Explorer4.0/3.02が必須ソフトになっている。
販売形態はダウンロードとCD-ROMの通信販売があり、価格は米国向けがダウンロード版88ドル、CD-ROM版98ドルで、日本向けがダウンロード版9800円、CD-ROM版1万800円。
同社では、平成8年5月から英語のWebページを日本語で読むための英和翻訳ソフト『翻訳サーフィン』を販売してきたが、Windows95の英語環境で日本語Webページを読むソフトはなかった。海外に住む日本人だけでなく、英語でWebを見ている人からも、日本語Webを英語で読みたいという要望に答えて、同ソフトを開発、発売することになった。
機能は、ページごとに翻訳しInternet Explorer上に表示する“ページ翻訳”、ページの概要をつかむために、ヘッダ、リスト、リンクの部分だけを翻訳する“アウトライン翻訳”、コピーしたクリップボードの中を翻訳し、Internet
Explorerの画面に表示する“クリップボード翻訳”がある。(報道局 庄田恵美)
http://www.fsc.fujitsu.com/language/