LinuxWorld Conference&Demo/Tokyo 2000
LinuxWorld会場レポート――Linuxが腕時計やCrusoe、Itaniumで稼動
2000年11月01日 05時14分更新
腕時計型にする利点は、なくさないこと。1日中つけっぱなしの、いちばん見近なインテリジェントデバイスというわけだ。
この研究用マシンでは、バッテリの駆動時間は半日。パワーマネージメントを有効にすると2~3日はもつというが、決して長いわけではない。しかし、電池のもたない腕時計型MP3プレーヤなども使い方によっては便利なように、なにかしら使い道があるのではないかと説明していた。
スマートウォッチのパーツ |
PCやほかの腕時計型マシンとの連携は、クレードルのシリアルポートやBluetoothを通じて行なう。一番重いパーツは液晶で、全体の重量は45g。実際に装着した感じは「意外と軽い」とのこと。サイズはまだまだ大きいが、研究用でなければふつうの時計サイズにすることも可能だという。
将来はより高解像度の液晶を採用するほか、加速度センサを組み込んで、机をたたくなどの腕の動きで簡単な操作を可能にすることも考えているそうだ。