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米Gatewayと米America Onlineが、Crusoe搭載インターネットアプライアンスを共同開発

2000年06月01日 09時28分更新

文● 沖中弘史

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 米Gatewayは、米TransmetaのCPU「Crusoe」を搭載したインターネットアプライアンス(インターネット端末)を、米America Online(以下、AOL)と共同開発していることを発表した。

 このインターネットアプライアンスは、PCをはじめ、家電製品などあらゆるデバイスを通じてAOLへのアクセスを普及させていこうという「AOL Anywhere」戦略の一環として開発されている。

 発表されたインターネットアプライアンスの特徴は以下のとおり。

  • CPUは、米TransmetaのCPU「Crusoe」を搭載
  • OSには、Crusoe用にカスタマイズされたLinuxである「Mobile Linux」を採用
  • AOLへの接続ソフト「Instant AOL」を搭載(インターネットアプライアンスの電源を入れると自動的に起動する)
  • オープンソースのWebブラウザ「Mozilla」や、「Netscape6」に使われているレンダリングエンジン「Gecko」を使用したWebブラウザを搭載

 米AOLは、1999年10月に米Gatewayに8億ドルを投資、両社は提携関係にある。また、同製品の発売時期、価格などは発表されていない。

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