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Storm Linux Japanスタッフインタビュー

2000年02月10日 14時33分更新

文● 高柳政弘

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[日刊アスキー] ところで、池田さんは、Storm Linuxの開発当初からのメンバーですが、今まで、どのようなディストリビューションを使われてきましたか?
[池田氏] Slackwareから入って、RPM系を使って、そしてDebianにきたんですけれども、Debianが楽ですね。
 ハッカーは柔軟性のあるSlackware、システムを使いたいという人はDebianがおすすめです。プログラムのインストール/アンインストールをコマンド1つでできるためです。
[丸橋氏] RPMは、違うバージョンのものをいろいろ置いておけるため、フレキシブルのようにみえるけど、それがバグになってしまうことがある。そこが、RPMとdselectのマネジメントの違いだと誰かが指摘していました。dselectは、厳しいのでフレキシビリティはないかもしれないけれども、間違いがない。コマンド自体の柔軟性はあるということでした。
[池田氏] “apt-get”というコマンド1つで、アップグレードができてしまうのはすごいですよね。そこが、Debianを使うようになってから、もっとも好きなところです。
[丸橋氏] こうしたDebianのよい点が、SASを使うことにより、GUIになることがStorm Linuxの大きな特徴です。

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