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大阪大学が、Linux搭載ワークステーション700台を日本アイ・ビー・エムに発注

1999年11月04日 00時00分更新

文● 吉川

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 大阪大学は、日本アイ・ビー・エム(株)とセコム情報システム(株)に、Linuxによる教育用計算機システムの構築を発注した。稼働は2000年3月から。サポートは「IBM Linuxサポートセンター」が行なう。

 同システムは、大阪大学の豊中/吹田キャンパスにサーバとして日本アイ・ビー・エムの「RS/6000」シリーズを9台設置。大阪大学内の「情報処理教育センター」に設置された同社のPCワークステーション「IntelliStation」700台がそれに接続し、メールや文書作成、表計算のほか、プログラミング、語学、数学、数理統計学といった、大学院を含む多くの科目に使用される。

 なお、このシステムには、アプリケーションのリモート配信を行なう自動メンテナンス環境や、クライアントPCをリモートから起動する「Wake on LAN」、分散ストレージにより高速なバックアップをする「ADSM」、豊中/吹田両キャンパスのサーバを遠隔管理する「UPS管理ソリューション」などのTCO削減ツールも含まれる。

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