続いてCorel LINUXのデモンストレーションに移った。11月15日から米国のLas Vegasで開催されるCOMDEX Fall '99で、Corel LINUXの発表が行なわれるが、それに使われるのとほぼ同じバージョンである(現在テスターに配布されているものよりは新しい)。
ここでは、以前に日刊アスキー Linuxがレポートしたとおりのインストールの簡単さや、便利なパッケージ管理機能などが紹介された。また、WindowsのアプリケーションをCorel LINUX上で動作させるデモンストレーションも行われた。
 |
|---|
| ネットワークの設定画面 |
 |
|---|
| Windows版CorelDRAW9を動作させる |
ファイル操作や各種設定画面は、CorelがKDEに拡張を加えたものとなっている。たとえば、KDEでは30ほどのメニューが出るのに対し、Corelは10～15程度の項目に抑えているといった具合である。Corelは、こうしたユーザーに分かりやすいインターフェイスの開発に注力していくとのことだ。
