国内のLinuxに関する情報を提供しているWebサイト「日本のLinux情報」は5日、同サイトのアクセスログを公開した。これによると、ここ3ヵ月間の「日本のLinux情報」へのアクセス数は、平均して月200万ページビューとなっている。
統計の詳細を見ると、サイト全体のアクセス数は、4月が156万ページビュー、5月が205万ページビュー、6月が202万ページビュー、7月が215万ページビューで、増加傾向にある。また、7月にサイト内でもっとも参照されたカテゴリは、1位がLinuxのドキュメントをまとめている「Linux JF(Japanese FAQ) Project」、2位がX Window System関連の話題を集めた「Linux 関連リンク/X Window System」、3位が各WebメディアのLinux関連ニュースなどを掲載している「ニュース & アナウンス」となっている。
アクセスしているブラウザは、7月はInternet Explorer 5.0がトップで、続いて、Netscape Navigator 4.0、Internet Explorer 4.0となっている。ちなみに6月のトップはNetscape Navigator 4.0。
「日本のLinux情報」はユーザー有志による「www.linux.or.jp 管理グループ(Webmasters) が企画/製作を行なっており、その情報の網羅感からLinuxユーザーなら必ず訪れるサイトとなっている。
これまで「日本のLinux情報」のURLは、日本Linux協会(JLA)のURLとなっていたが、7月7日付けでJLAのWebページはhttp://jla.linux.or.jp/に移動している。同協会はサイトの分離の理由について、「Linux一般の関連情報の提供活動と、協会固有の業務に関する情報提供活動との間に明確な分離を示すため」としている。