アドビ システムズが主催する年次のユーザーカンファレンス「Adobe MAX Japan 2009」が1月29日、東京・台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAで開幕した。30日まで。
Adobe MAX Japanは昨年11月に米国サンフランシスコで開かれた「Adobe MAX 2008」の日本版との位置づけで、Flash/Flex/AIRといったアドビの最新Webテクノロジーに関するセミナーやハンズオンが2日間で計80以上、開かれる。
初日の基調講演には、米アドビ システムズのCTOであるケビン・リンチ氏が登壇。「アドビの考えるデジタル新時代のプラットフォーム」として、米国のMaxで発表した「Adobe Flash Platform」について改めて紹介した。
講演の中でリンチ氏は、「ソフトウェアの世界のトレンド」として、「クライアント+クラウド」「ソーシャル・コンピューティング」「デバイス+デスクトップ」の3つを指摘。Flash Platformがこれら3つのトレンドに沿うものであるとの考えを披露した。
このほか、NTTドコモと共同で開発を進めている携帯電話向けAIRアプリケーションの紹介など、日本国内の事例を含むデモもいくつか披露された。基調講演の模様については後日、詳しくお伝えする。