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iPod+デジタル接続で始める、ピュアオーディオ体験(後編)

2008年11月17日 21時44分更新

文● トレンド編集部

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デジタル入力対応のSACD機も


 今回はマランツのSA8003について紹介しているが、最後にひとつ上位モデルの「SA-15S2」に関しても簡単に触れておこう。こちらの機種は、USB端子を備えず、iPod接続には対応していないが、代わりに光デジタル入力に対応している。MP3やWMAを収録した、CD-Rの再生も可能だ。

SA-15S2。光デジタル入力端子を備えている

 前回の記事で、iPodを軸としたオーディオシステムは、「棚にびっしりと並んだCDをポケットサイズに収められ、アルバムをまたいだプレイリストも作成できる」といった利点があると書いたが、実際に使用してみると、プレイリストの編集が前提で、フォントなどの理由から聞きたい曲をすぐに選んで再生といった部分に弱さを感じる面があった。

 また、プレイリストを作成しなければ、複数枚のアルバムを連続で再生できないなど、iPodのインターフェースに起因する煩雑さもないわけではない。

 結局プレイリストを作成するなら、パソコンのデジタル出力から直に出してしまえ……という選択もある。そういう使い方には適していそうだ。また、ディスプレーへの接続が前提となるが、ソース機としてはApple TVや、AirTunesの光出力を利用するといった選択もある。iPodとパソコンのどちらが優れているか?

 筆者は「現状ではiPod」という結論だが、読者はどう考えるだろうか。

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