あくび写真を狙って撮るのは難しい。あくびが始まった、と思ってからカメラを構えても遅いから。でも、猫を撮ろうとカメラを向けたとき、たまたまあくびが始まることはよくある。あくびしそう、と思ったらすかさずシャッターを半押しにしてピントだけ合わし、口が開き切る直前にシャッターを切るべし。
実のところ、「今だっ」と思ってから実際に撮影されるまでのタイムラグは、カメラによっても、撮る人の反射神経によっても違ってくる。タイミングを覚えるまで慣れるしかないけれども、開ききる直前に押すことを覚えると、動きのある猫を撮るときにも役立つ。
あくび猫を撮りたいなら、日向でくつろいでいるときが狙い目。人の気配を感じて、動き出す前にあくびをしたり、あくびをしてから腰を落ち着けたりするものだ。 大口を開けた瞬間は歯並びがよく分かってそれも楽しい。ケモノっぽい犬歯と可愛い前歯に注目。
そしてうちの大五郎とかふか。
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| 棚の上のダンボールの上であくびする大五郎(2005年7月撮影 パナソニック「LUMIX DMC-FZ3」) |
あくびのように口が動いていると、被写体ブレしやすい。室内だと特にそうなんだけれども、あくびで口が開ききったとき、動きが一瞬だけ止まる。そのタイミングに合えば、シャッタースピードが1/10秒でもほぼ止めて撮ることができるのだ。上の写真がそう。
あるいはISO感度を調節してシャッタースピードを上げて撮るべし。
最後はかふかのあくび連続写真を。これはISO 1000にまで上げてF1.4という明るいレンズで撮ったかふかのあくび。ふわー、ぱふっ、という感じで、口を閉じた瞬間の顔が面白すぎるので、ご笑納ください。ぱふっと閉じた瞬間がもう悪魔っぽい顔でおかしすぎます。
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| かふかのふわー、ぱふっ。(2008年8月撮影 ニコン「D300」) | ||
眠くなってきましたでしょうか?
筆者紹介─荻窪圭
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老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は11月5日掲載予定


















