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エボマガ×ASCII.jp号 ラリージャパンに参戦! 第2回

エボマガASCII.jpランサーが雨の中をシェイクダウン!

2008年10月29日 20時00分更新

文● 真鍋裕行

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 月曜日にクルマの初走行、火曜日にコースの下見を完了したエボマガASCII.jpランサー。あいにくの悪天候だった北海道は札幌の様子をお伝えする。また、ランサーエボリューションマガジンでもレポートが始まったので、併せてご覧頂きたい。

ラリージャパン参戦3日目 10月27日


9:00 事前合同テスト

 三菱自動車が、三菱ユーザー向けにダートコースを貸しきって事前テストの場を設けてくれた。「ALEX SUPER TROOP」は、ランエボX(エボマガASCII.jpランサー)とIXの2台エントリーのため、ともにテストに参加した。会場となったのは、札幌から1時間半ほどはなれた「オートスポーツランドスナガワ」。天候はあいにくの雨模様で、朝方は路面を濡らす程度の雨量だったが、昼過ぎからは横殴りの雨となった。

 コースはダートなのでぬかるみ、ところどころで水溜りになる悪条件。だが、エボマガASCII.jpランサーは、北海道に渡る直前まで車両製作をしていたために、この日が実質的なシェイクダウンなった。そのため、エボマガASCII.jpランサーのドライバーであるまちゅい選手は、午前・午後ともに人一倍のテスト走行を行なった。会場に来るまでは新車の面影があったボディも、この走行でかなりラリーマシンらしい出で立ちに。結果としては、あまりトラブルも出ずに無事走行を終了した。


13:00 サービスパークの設営1

札幌ドームに隣接するサービスパーク。ここが各チームの本拠地となる。車両のメンテナンスや、競技中のサービスを行なう場所だ。ドライバー、ナビゲーター(コ・ドライバー)以外のスタッフは、サービスパークの設置準備に入る。持参した工具や機器は、カーゴバン2台分。この道具を降ろし、競技車両をメンテナンスしやすいように配置を決める。スペースが限られているために、効率的にメカニックが動けるようなレイアウトになっている


17:00 レッキ車両の準備

明日からは、ドライバーがレッキ(競技コースの下見)に行くために、レッキ車両の準備を行なう。レッキは、競技車両で行なえないために、別のクルマを用意しなければならない。競技車両と一緒にレッキ車両を持ってくるチームもあるが、我がチームはレンタカーを使用した。使用できるタイヤも市販のタイヤでないといけないので、競技車両ほどのスピードでコースを走る訳ではないが、砂利が跳ねてボディを傷つけるといけないので、ボディ側面はガムテープでカバーする。そして、ビデオカメラを室内に設置して準備は完了

(次のページへ続く)

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