小さくても、画質は一眼そのもの
撮像素子は、有効1210万画素のLive MOSセンサー。画像処理LSIは「ヴィーナスエンジンHD」で、カードいっぱいまで撮れる高速連写、ISO 3200までの高感度撮影、LUMIXのコンパクト機で培った動き認識、顔認識、インテリジェントISOオート、おまかせiAなども利用できる。
記録メディアはSDメモリーカード(SDHC対応)、連写速度は毎秒3コマ(高速:Hモード)。バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約330枚。ライブビューファインダー使用時で約350枚。
このほか、デジタル一眼としては珍しい赤と青のカラーバリエーションを用意するなど、かなり挑戦的なコンセプトを持つ製品に仕上がっている。
価格はオープンプライスで、発売は10月31日。本体のみの実売価格は8万円前後になる見込み。35mmフィルム換算で28~90mmをカバーする標準レンズ「LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA OIS.」が付属するレンズキットは9万円前後、これに90~400mm相当の望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-F5.6/MEGA OIS」を追加したダブルズームレンズキットが12万円台半ばになる見込みだ。
交換レンズも続々登場
これ以外にも各種オプションがリリースされる。また、発表会場では参考出品として、ハイビジョン動画撮影が可能な次世代機のほか、14~28mm相当でF4.0の超広角ズーム、28~280mm相当でF4.0~5.6、光学式手ぶれ補正付きの高倍率ズーム、40mm相当で、F1.7の単焦点パンケーキレンズなども展示されていた。これらは2009年に発売される予定だ。