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ド迫力! 地デジ全チャンネル録画機を(一部)自作した

2008年07月31日 15時59分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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忘れちゃいけない、あの穴を


 ここで最初に謝っておこう。今回のテスト機。6チャンネルまでしか録れません。

 拡張性の高いEndeavor Pro4500だが、本体に差せるカードはPCI Express x16カードが2枚、PCI Express ×1カードが2枚、PCIカードが3枚(合計7枚)しかない。このうちPCI-Eのx16はビデオカードで埋まってしまうので、残りの5スロットにPCI Express ×1接続の「GV-MVP/HS」を2枚、PCI接続の「GV-MVP/HX」を3枚差す。これで、5チューナー。東京のキー局は7局あるので、全チャンネル録画にはちょっと足らない。

Endeavor Pro4500の内部

Endeavor Pro4500の内部。メンテナンスは基本的にドライバレスで行なえる

 しかし、失望にはまだ早い。Endeavor Pro4500にはあの穴が付いているではないか。しかも8個も。あの穴とは、USBだ!! 上記の構成にUSB接続の「GV-MVP/HZ」を3つつなげば、8番組同時録画が誕生するのであるが……、今回は諸般の事情により、GV-MVP/HZが1台しか調達できなかったので、6チューナー構成とした。

 まあ、NHKの教育とUHFを取らなければいいよね。と、お姉さん好きや深夜アニメ好きな、テレビマニアに突っ込まれそうな自分に言い訳しつつ、カードをブスブスと差していく。

6チューナー構成

この状態で6チューナー構成。GV-MVP/HZがあと2台あれば8チューナーになるが……

 実際の増設作業だが、ドライバレスのシャーシを採用するEndeavor Pro4500に拡張カードを差すことなどは他愛もない。ものの5分でハードウェアの準備は完了した。

B-CASカード5枚が差さった背面は圧巻

B-CASカード5枚も差さっていると、いろいろと複雑な心境になる

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