忘れちゃいけない、あの穴を
ここで最初に謝っておこう。今回のテスト機。6チャンネルまでしか録れません。
拡張性の高いEndeavor Pro4500だが、本体に差せるカードはPCI Express x16カードが2枚、PCI Express ×1カードが2枚、PCIカードが3枚(合計7枚)しかない。このうちPCI-Eのx16はビデオカードで埋まってしまうので、残りの5スロットにPCI Express ×1接続の「GV-MVP/HS」を2枚、PCI接続の「GV-MVP/HX」を3枚差す。これで、5チューナー。東京のキー局は7局あるので、全チャンネル録画にはちょっと足らない。
しかし、失望にはまだ早い。Endeavor Pro4500にはあの穴が付いているではないか。しかも8個も。あの穴とは、USBだ!! 上記の構成にUSB接続の「GV-MVP/HZ」を3つつなげば、8番組同時録画が誕生するのであるが……、今回は諸般の事情により、GV-MVP/HZが1台しか調達できなかったので、6チューナー構成とした。
まあ、NHKの教育とUHFを取らなければいいよね。と、お姉さん好きや深夜アニメ好きな、テレビマニアに突っ込まれそうな自分に言い訳しつつ、カードをブスブスと差していく。
実際の増設作業だが、ドライバレスのシャーシを採用するEndeavor Pro4500に拡張カードを差すことなどは他愛もない。ものの5分でハードウェアの準備は完了した。