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最新版Microsoft Officeの新機能と互換性を徹底チェック

Office 2008超基本ガイド(中編)

2008年06月16日 18時00分更新

文● 小口博朗、倉田吉昭、津田福吉、MacPeople編集部

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迷惑メール対応の強化

Office 2008

迷惑メールは、受信の際に自動的に判別される。スパムやフィッシングの可能性があると判断されたものは、「迷惑メール」フォルダーに自動的に振り分けられる

Office 2008

迷惑メールに関する設定を行うには、「ツール」メニューから「迷惑メールからの保護」を選ぼう。OS X標準の電子メールソフトであるMailと同じく、振り分けレベルの変更や機能の無効化などの設定が可能だ


iSyncとの連携

Office 2008

OS X標準の同期ソフトiSyncとの連携が可能になった。Entourageの環境設定を開き、「全般の環境設定」から「シンクサービス」で設定できる

Office 2008

iTunesでカレンダーを同期するよう設定すれば、iPodとの連携も可能だ。また、iCalと同期するよう設定した場合は、iCalに「Entourage」というカレンダーが追加される


To Doリストの管理

Office 2008

To Doリストは、My Dayから手軽に追加できるほか、受信したメールを選択し「編集」メニューの「To Do」から登録することも可能。追加したリストは、Entourageの「仕事」画面で管理する。ツールバーの「状態」からは、完了した項目を隠すなどの操作が可能だ

Office 2008

To Doリストにアラームを設定しておけば、期限が近づいたときに通知してくれる。ツールバーの「To Do」から「アラームの追加」を選べばいい。また、受信したメールそのものにもTo Doを設定できる


お気に入りバーを活用

Office 2008

受信トレイの中に作成した分類用のフォルダーなどをお気に入りバーにドラッグ&ドロップで登録可能だ。このバーは、どの画面を選んでいても常に表示されるので、活用すれば目的のフォルダーを素早く開けるようになる

Office 2008

利用しているモニターが小さいなどの理由から、お気に入りバーが不要だと思うなら隠すこともできる。「表示」メニューから「お気に入りバーの非表示」を選べばいい


条件でメールを抽出

Office 2008

お気に入りバーには、Mailのスマートメールボックスのように、検索条件も登録できる。「編集」メニューから「高度な検索」を選んで条件を指定。その検索結果にある「保存」ボタンを押せば、ダイアログが現れて保存しておける

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保存した検索条件は、ビュー一覧の「メールビュー」の中に追加される。これをお気に入りバーにドラッグ&ドロップで追加しておけば、いつでもワンクリックで同じ条件の検索を実行できる


辞書引きや翻訳も可能

Office 2008

「ツール」メニューから「辞書」を選ぶと「リファレンス ツール」が開く。「類義語辞典」「辞書」「二か国語辞書」「翻訳」パレットが用意されており、英単語の辞書引きや翻訳ができる

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リファレンスツールは、コンテクストメニューからも利用できる。意味を調べたい単語を選択したら、左クリックもしくは「control」キー+クリックし、メニューから「リサーチ」の「辞書」などを選べばいい


(次ページに続く)

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