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ビクター、タッチセンサー採用のHDDビデオカメラ“Everio”「GZ-MG330」を発売

2008年01月09日 14時56分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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 日本ビクター(株)は9日、内蔵HDDに記録する家庭用ビデオカメラ“Everio”(エブリオ)シリーズの新製品として、同社従来製品より約20%薄型化したスリムデザインの「GZ-MG330」を今月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は7万円前後。“ルージュレッド”、“ロイヤルブルー”、“プレシャスシルバー”の3色のカラーバリエーションがラインナップされている。

予想実売価格を追記しました。(2008/01/09)

ルージュレッド

ルージュレッド

ロイヤルブルー

ロイヤルブルー

プレシャスシルバー

プレシャスシルバー

“Everio”「GZ-MG330」

 GZ-MG330は、新開発のスリムレンズを採用することで、同社の従来製品(GZ-MG155)と比べて約20%の薄型化を実現したコンパクトなHDDビデオカメラ。記録信号方式はSD(720×480ドット)、動画圧縮形式はMPEG-2 PS(音声はDolby Digital 2ch)で、約30GBの内蔵HDDにウルトラファイン(最高画質)で約7時間10分、ノーマルで約14時間10分、記録解像度を352×240ドットに下げたエコノミーでは約37時間30分の記録が可能。さらにmicroSDカードスロット(SDHC対応)を備えており、静止画/動画の記録が可能となっている(静止画と動画の同時記録は不可)。

 撮像素子は1/6インチ107万画素CCDで、レンズは光学32倍ズーム。焦点距離は動画撮影では35mmフィルムカメラ換算時43~1376mm相当(F1.8~4.5)、静止画撮影では41~1107mm相当(F1.9~4.5)となる。

タッチセンサーを装備

指先の接触でメニューを操作できるタッチセンサーを装備。操作時にはイルミネーションで青く光る

 本体側面に2.7インチワイド液晶ディスプレー(約11万2000画素)を内蔵し、モニター画面の左隣にメニュー操作を行なうタッチセンサーを備える。タッチセンサーはユーザーの操作に応じて青いイルミネーションランプが光るようになっている。

 このほか、動画にタイトルを付ける簡易編集機能を備え、別売のDVDライター「CU-VD3」と組み合わせることで、パソコンレスでオリジナルDVD作成が可能。i.LINK(IEEE 1394)ケーブルでパソコンに接続する充電兼用のドック「エブリオドック」と、Windows Vista/XPに対応した動画編集&DVD作成ソフト「PowerDirector 5 NE Express」「PowerProducer NE 3」などが付属しており、パソコンへの取り込みやDVD作成も行なえる。

 バッテリーは専用リチウムイオン充電池(付属品は「BN-VF808」)を使用し、連続撮影時間は約1時間30分(液晶バックライトをオンにした実撮影時間は約45分)。本体サイズと重量は、幅54×奥行き113×高さ68mm/約315g(撮影装備重量は約360g)。


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