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十人十色のiPod、隣の人は何を聴いているの? アップル街頭インタビューリポート

過剰なこだわりは皆無!? フツーのiPodユーザーのフツーの使い方

2007年08月31日 18時04分更新

文● MacPeople編集部

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名古屋編1人目「iTunes Storeにラテンを増やして!」

  • お名前:the masato  聴いていたアーティスト:ラテン系
  • 所有しているiPod:iPod 3G
  • iPodの収録曲数:約3900曲  利用パソコン:PC
the masato

今日は新型iMacを見に来たという「the masato」さんは、パソコンのライブラリに1万曲以上を擁するツワモノ。だから今は、100GBを超える第6世代iPodの登場を待っているんだとか。主にCDから取り込んだその膨大なライブラリの中には若干iTunes Storeからダウンロードした曲もあるものの、それらはわざわざ米国のiTunes Storeで購入したものばかり。ひと言、「日本のiTunes Storeにはラテンが少ない!」



名古屋編2人目「ホイールを回す姿にあこがれて」

  • お名前:ミムー  聴いていたアーティスト:Mr. Children
  • 所有しているiPod:iPod 5G
  • iPodの収録曲数:356曲  利用パソコン:PC
ミムー

iPodの曲をもっぱらランダム再生で楽しんでいるという「ミムー」さん。iPodを選んだキメ手は、「電車男」のワンシーンでホイールをクルクル回している姿にあこがれを感じたからだとか。「電車男」を観ていないのでコメントに窮するものの、「キメ手」は意外なところに潜んでいのかも……



名古屋編3人目「shuffleのローテーションは週変わり」

  • お名前:N.M.  聴いていたアーティスト:Rie fu
  • 所有しているiPod:shuffle 1G
  • iPodの収録曲数:──  利用パソコン:PC
N.M.

1週間くらいでshuffleの曲を入れ替えているというかわいらしい「N.M.」さんは、今回インタビューした中では恐らく最年少のお嬢さん(注:年齢不問なので編集子の主観による)。戸惑いながらもけなげに応対する様を見て、改めてiPodユーザーの広がりを感じずにはいられなかった次第



名古屋編4人目「U2仕様はカラバリのひとつ」

  • お名前:ヨウイチ  聴いていたアーティスト:RPM
  • 所有しているiPod:iPod 5G(U2)
  • iPodの収録曲数:約2000曲  利用パソコン:Mac
ヨウイチ

「U2ファン発見か!?」という勝手な期待に対して、「ファンじゃありません」と言い切った「ヨウイチ」さん。黒いボディーに赤いホイールというルックスにひかれてU2仕様のiPodを選んだという。それゆえ、見た目を隠すようなケースに興味はないそうだ。数曲だけとはいえiTunes Storeでの購入経験もあり



名古屋編5人目「曲探しはmixiミュージック」

  • お名前:N  聴いていたアーティスト:Billy Lawrence
  • 所有しているiPod:shuffle 2G
  • iPodの収録曲数:──  利用パソコン:PC
N

「mixiミュージック」の曲を聴くことが多いという「N」さんは、iTunesカードの購入経験者。でも、iTunes Storeのダウンロード購入は未体験。「なぜ?」と聞けば、使い方がわからなくてあきらめたんだとか。一報もらえればいくらでもレクチャーしたのに!──って知り合いじゃないけどね。Store画面で「コードを使う」をクリックしてみてください



名古屋編6人目「iPodは音楽よりもフォトビューアー」

  • お名前:OKI  聴いていたアーティスト:Crystal Kay
  • 所有しているiPod:nano 2G
  • iPodの収録曲数:73  利用パソコン:PC
OKI

すべて友だち(?)がやってくれるので自分でiPodに曲を入れたことがない、家でもiPod用スピーカーにつないで聴くのでiTunesは使わない──という「OKI」さん。ただ、iPodに写真を入れることだけは自分でできるんだとか。「写真が見やすい液晶の大きなiPodがほしい!」という願いは、“友だち”に伝えればOKなのでは!?



名古屋編7人目「shuffleはやっぱりシャッフル再生」

  • お名前:ユーキ  聴いていたアーティスト:Linkin Park
  • 所有しているiPod:shuffle 1G
  • iPodの収録曲数:──  利用パソコン:PC
ユーキ

「ユーキ」さんのiTunesライブラリは約600曲。その中から2〜3週間おきに曲を入れ替えて、シャッフル再生しているという。iTunes Storeを意識したことはなく、取り込みはCDから……えっ、バイトに行く途中だったの? すみません、急いで向かってください!



名古屋編8&9人目「簡単に使いこなせるところが魅力」

  • お名前:Mai/Seiko  聴いていたアーティスト:GReeeeN
  • 所有しているiPod:nano 2G
  • iPodの収録曲数:206曲  利用パソコン:PC
Mai/Seiko

イヤホンを片方ずつ分けて仲良く歩いていた「Mai/Seiko」さん。iPodとiTunesは機械音痴の私(Seikoさん)にも使えるところがいいんだとか。でも、iTunes Storeに曲があればダウンロード購入、CDしかないならそっちからと使いこなしているあたり、なかなかツウじゃありませんか!



iPodが当たり前にある日常生活


2日間に渡って大阪/名古屋の繁華街で話を聞いて、地域差うんぬんという違いは見えてこなかったが、確実に言えるのはiPodが日常生活に溶け込んでいるということ。購入時は数ある製品からiPodを選んでいるうえに、購入後のiPod接触頻度は確かに高い。とはいえ、使いだしたらiPodということを特に意識するでもなく、できることに満足して利用し続けているだけ。テレビや冷蔵庫などと同じく、完全に家電に対するスタンスだ。

またもうひとつ感じたのは、想像していた以上にiTunes Storeの認知度が低く、こちらが説明すれば「便利そうだ」と思ってもらえるものの、話の節々にダウンロード販売に対する敷居の高さがうかがえた。ASCII.jpの読者ならご存じのとおり、実際に使ってみればiTunes Storeの利用はさほど難しくない。その意味で、今回のiTunesカードを使ったキャンペーン、またこれとは別に展開する「Coke + iTunes」のキャンペーンなどは有効なのかもしれない(参考記事)。

原稿執筆時点で、今回のキャンペーンも9月1日/2日に実施される博多の天神交差点付近を残すのみ(参考記事)。iTunesカードがほしければ、買い物/散歩ついでに気軽に足を伸ばしてみてはいかがだろう?

最後に次のページでは、8月16日の心斎橋Apple Store、17日の栄Apple Storeと、こちらの取材スケジュールとまったく同じ日程でApple Storeのインストアライブを敢行していた2人のアーティストのインタビューをどうぞ。



(次ページに続く)

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