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TES4:オブリビオン体験記 第1回

【TES4:オブリビオン体験記】

自分だけの物語を体験できる! 『The Elder Scrolls IV:OBLIVION』

2007年08月02日 23時58分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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オブリビオン

『The Elder Scrolls IV:OBLIVION』

The Elder Scrolls IV:OBLIVION
開発:Bethesda Softworks
発売元:(株)スパイク
価格:8190円
プレイヤー数:1人
HDTV:D4対応(480i, 480p, 1080i, 720p)

The Elder Scrolls IV:OBLIVION』(ジ エルダー スクロールズ 4:オブリビオン)は、欧米で2006年3月にパソコン向けおよびXbox 360向けに発売されたロールプレイングゲームだ。ゲーム中に登場するNPC(ノンプレーヤーキャラクター)1人1人にAIが搭載され、自分の進め方によってほかの人とはまるっきり変わった展開を見せるなど、自由度の高さがウリとなっている。

また、世界を構成するひとつの要素として、数多く用意されたサブシナリオクエストがあり、収録単語数は10万語を超えるほど。この膨大な文章量が障壁となって日本語化がされていなかったのだが、2006年12月に(株)スパイクによるローカライズ(翻訳)が発表され、ついに7月26日、日本語版がXbox 360向けに発売された。なお、今年9月にはPS3版の発売も予定されている。

今回はこのオブリビオンの世界を筆者のプレイログも交えながら紹介していく。


舞台となるシロディールで自由に生きる


まずはオブリビオンというゲームがどんなゲームなのか、というのを説明していこう。The Elder Scrollsシリーズは、“タムリエル”というファンタジー世界が舞台となっており、オブリビオンはこのタムリエルの中心にある“シロディール”という地方にまつわる物語となっている。

フィールド

街の外では広大な野山が広がる。ここで見えている場所はどこでも行ける

街

街では街の生活があり、NPCは夜になると家に帰って寝てしまう。確実にそこに住んでいるのだ

自分はこのシロディールに生きる冒険者の1人となって、物語を紡いでいく。この世界には「最初はここに行って、あそこで話を聞いて、次はあのダンジョンでボスを倒して……」といった一般的なRPGのような制約(お決まりのルート)はほとんどない。「君はこの街で受けたクエストをこなしてもいいし、そのまま立ち去ってもよい」という、まるでテーブルトークRPGをプレイしているような感じに自由にプレイできるのだ。

ロード中

ロード中には、こういったオブリビオンの世界を感じられる一文が表示される

スリ

例えば、街中の家には鍵がかかっているが、ピッキングすればこの通り中に入れて、家人が寝ているところに忍び込める

逮捕

その後、思いっきり衛兵に見つかり、問い詰められた。牢屋に行くか、保釈金を払うか、衛兵に抵抗して戦うかを選べる。しかし、衛兵はかなり強い

次ページでは、ゲームプレイの最初の関門“キャラクター作成”について説明する。

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