出掛けるときに必ず持ち運ぶケータイをサイフ代わりに使える、FeliCaチップ搭載端末が続々と登場している。駅の改札口やコンビニのレジなど、非接触型ICカードを利用して料金を支払うサービスは拡大の一途であり、ケータイ1つでさまざまなサービスを受けられるようになった。こうしたFeliCa対応ケータイの新しい使い方のひとつとして、注目を集めているのがインテル(株)と(株)フェイス、そして吉本興業(株)が現在実証実験を行なっている“NFRMサービス”だ。
ケータイで買ったコンテンツをパソコンでも楽しめる
このサービスの核となっているのは、フェイスが開発した権利認証技術“NFRM(Near Field Right Management)”である。これはコンテンツの権利情報が記録されたケータイを、FeliCaを介してパソコンにおけるコンテンツ視聴の“鍵”として利用するというもの。これを利用することにより、ケータイで購入したNFRMサービス対応のコンテンツを、ケータイだけでなくパソコンでも楽しむことができる。
実際に利用する場合には、FeliCa機能を搭載したiモード端末と、内蔵もしくはUSB接続のFeliCaリーダを搭載したパソコンを用意する。そして、それぞれで専用アプリケーションを公式サイトからダウンロードしてインストールすればよい。これにより、コンテンツをケータイで楽しめるだけでなく、FeliCaポートにそのケータイをかざすだけでパソコン用の高解像度コンテンツまで楽しめるというわけだ。
このNFRMサービスの実証実験が、今月13日(水)に行なわれるRAM RIDERのライブで実施される。ライブの概要は以下のとおり。
- ライブタイトル
- RAM RIDER presents PORTABLE DISCO
- 日時
- 6月13日 開場 18:00/開園 19:00
- 場所
- LIQUIDROOM
東京都渋谷区東3-16-6 電話: 03-5464-0800
JR山手線/JR埼京線/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩5分 - 料金
- 3500円(税込・ドリンクチャージ別)
- NFRM体験
- ライブ会場にパソコンおよび携帯電話機をそれぞれ6台用意(予定)
- ライブ映像配信
- ライブ会場内で所得した権利を利用して、NFRM実証実験サイトにて配信
今回、このライブのチケットをASCII.jp読者の計3組6名にプレゼントする。RAM RIDERファンはもちろん、NFRMサービスに興味がある人もぜひ応募してほしい。