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沖電気工業、フルHD液晶テレビ用ドライバーLSIのラインナップを拡充

2007年05月09日 12時37分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)は9日、フルハイビジョン液晶テレビ用のドライバーLSI『MT3126』『MT3131』『MT3139』の3製品を発売すると発表した。今月から順次量産し、出荷を開始する。

同LSIは、フルハイビジョン液晶テレビに対応するため、動画応答速度の向上、階調表現の強化、発熱量の低減を図ったもの。動画応答性能は120Hz(従来は60Hz)に対応したほか、階調表現には新開発した“DAC回路”の搭載により最高約10億色を表現できる10bit階調(従来は8bit階調、約1600万色)を可能としている。また、発熱量は独自の回路技術の“低発熱回路”により従来比で35%低減したという。

インターフェースは、mini-LVDS 8ペア。最大クロック周波数は172MHz。液晶駆動電圧は最大15.5Vで、ロジック電圧は2.7V~3.6V。3製品は、それぞれ出力チャンネル数の違いで分けられている。MT3126は720/702/684/642ch、MT3131は414/402/384/360ch、MT3139は576/540/516/480chとなっている。

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