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アップル、ビデオ制作ソフトの統合パッケージ『Final Cut Studio 2』を発表

2007年04月16日 09時00分更新

文● 編集部

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『Final Cut Studio 2』

『Final Cut Studio 2』

米アップルは現地時間の15日、『Final Cut Pro 6』などを含むプロ向けビデオ制作ソフトの統合パッケージ『Final Cut Studio 2』を5月に発売すると発表した。価格は14万8000円

アップグレード価格は、『Final Cut Studio』の登録ユーザーが5万8000円、Final Cut Pro全バージョンの登録ユーザーが7万8000円となっている。パッケージに含まれるソフトと、主な特徴は以下のとおり。

『Final Cut Pro 6』
プロ向けビデオ編集ソフトの最新版。SD(標準解像度)と同じファイルサイズで非圧縮HDと同じ画質を実現するという“Apple ProRes 422(アップルプロレズ422)”フォーマットを新たにサポート

『Motion 3』
モーショングラフィックソフトの最新版。光の軌跡などを作成するのに便利な“ペイントストローク”ツールを新たに搭載

『Soundtrack Pro 2』
ビデオ制作に適したオーディオ編集ソフトの最新版。同じプロジェクト内で、ステレオも5.1chサラウンドも扱えるようになった。5000種類以上の効果音やBGMが付属する(そのうち1000以上がマルチチャンネル対応)

『Color』
新たに採用されたカラーグレーディング(色補正)ソフト。SD/HDに加え、2KサイズでDPXかCineon形式のビデオファイル(色空間は4:4:4)にも対応する。2Kサイズでもリアルタムプレビューが可能だ

『Compressor 3』
ビデオ/オーディオ圧縮ツールの最新版。Apple TV用H.264など、新たなエンコード用プリセットが追加された

『DVD Studio Pro 4』
DVDオーサリングソフト。HD DVDのオーサリングにも対応する。


対応OSはMac OS X 10.4.9以上で、動作にはQuickTime 7.1.6以上が必要になる。動作環境は、PowerPC G4-1.25GHz以上/PowerPC G5/Intel Core Duo/Intel XeonのCPU、1GB以上のメモリー、Quartz Extreme対応のグラフィックカード。


アップルジャパン(株)のウェブページ更新に合わせて価格を日本版のものに更新しました(2007年4月16日)

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