アップルジャパン(株)は15日、動画編集ソフト「Final Cut Express 4」を11月19日に発売すると発表した。価格は2万3800円で、旧バージョンからのアップグレード価格は1万1800円だ。
「Final Cut Express 4」は、今年5月に発表された同社のプロ向けビデオ編集ソフト「Final Cut Pro 6」をベースに開発された入門ラインの製品。DVやHDV、AVCHD形式の素材を混在できるオープンフォーマット・タイムラインでムービーをリアルタイムに編集。複数のオーディオトラックを扱えるだけでなく、オーディオレベルの自動化やオーディオフィルターの搭載、ノーマライズやゲイン調整などの機能も備える。また、「Soft Focus」や「Vignette」「Light Rays」をはじめ50種類以上の新しいFxPlugフィルターが追加され、トランジションやエフェクトの搭載数は200種類を超える。もちろん、市販/オンラインウェアのFxPlugプラグインによってさらに拡張することも可能だ。iMovie '08のプロジェクトを取り込んで編集することもできる。
対応システムは、Mac OS X 10.4.10以上。対応マシンはクロック周波数1.25GHz以上のPowerPCまたはインテルCPUを搭載したMac。AVCHD形式の取り込みにはインテルMacが推奨されている。