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Google Desktop for Mac (β版 1.0.0)

ウェブと同じ手法で検索精度をアップ

2007年04月08日 01時30分更新

文● 小口博朗

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ウェブと同じ手法で検索精度をアップ


Google Desktopでも、ウェブ検索の際に利用するテクニックは応用可能だ。例えば、特定のキーワードを含むアイテムを除外するには、除外したいキーワードの前に”-”を付け、“Mac -Intel”のように検索すればいい。空白文字を含む固有名などでは、先の日本語の場合と同様に“"Mac Book"”のように検索する。

特定の種類のファイルだけを対象としたい場合には、“filetype:”に続けて任意の拡張子を指定する。PDF形式でMacという文字列を含むファイルであれば、“Mac filetype:pdf”といった具合になる。

もし検索結果に不要な項目が多すぎて必要なファイルを見つけにくいようならば、検索対象から除外する場所を指定するといい。

インデックス spotlight
Google Desktopは、システム環境設定にある“Spotlight”の“プライバシー”タブで指定したディレクトリー以下を除外する


ファイル管理の概念を覆すのは、アップルではなくGoogle?


Tigerの目玉機能として鳴り物入りで登場したSpotlightは、従来の階層を使ったファイル管理を覆しうる技術として期待された。しかし、思いのほか普及していないように見受けられるのは、ユーザーが保守的というよりも、一概に処理速度の問題という気がしてならない。

Spotlightは、Mailが実装する受信メールの検索機能や、スマートメールボックスといった用途に限れば、非常に便利に使えている。しかし、検索範囲がディスク全体に及ぶFinderの場合は、実用的な検索時間とは言いがたい。複雑な検索オプションを指定した際や、検索条件を変更した場合の不安定さに至っては、一度触ったら二度と触りたくなくなるほどだ。

今回、簡単に触っただけではあるが、Google Desktopは、Spotlightが抱える処理時間と堅牢性の問題を十二分に解消してくれる可能性を感じられた。あとは、日本語入力などの細かな点をフィックスしていけば、手放すことのできない必携ツールの座を射止める日もそう遠いことではないのではないだろうか。

とはいえアップルも、こうした動きを指をくわえてただ眺めているわけではない。この春には発売がアナウンスされているMac OS X 10.5“Leopard(レパード)”では、Spotlightのパフォーマンスの更なる向上がうたわれている。

また、遅まきながらも“AND”や“OR”といった検索構文にも対応するほか、“Quick Look”と呼ばれる検索結果として表示されたファイルをクリックするだけで、アプリケーションを開かずにその場で内容を確認できる機能も搭載される予定だ。何はともあれ、検索結果の表示速度の面でGoogle Desktopに並ぶこと、はSpotlightの至上の命題であることは間違いない。


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