このページの本文へ

マイクロソフト、D&B、KPIファクトリーが共同で取引先管理ソリューションを発売

2007年04月06日 22時23分更新

文● アスキービジネス編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マイクロソフトとダンアンドブラッドストリートジャパン(D&Bジャパン)、ケイ・ピー・アイ・ファクトリー(KPIファクトリー)の3社は、取引先情報管理ソリューションパッケージ「D&B Market Integrator powered by KPI Factory」を発売した。マイクロソフトのCRM(顧客関係管理)ソフト「Microsoft Dynamics CRM 3.0」に、D&Bジャパンが提供する企業情報を取り込んだ。開発はKPIファクトリーが担当し、D&Bジャパンが販売する。


Dynamics CRMを基盤に顧客管理情報と取引先企業情報を統合


 「D&B Market Integrator powered by KPI Factory」は、D&Bジャパンが提供する企業情報とDynamics CRMを連携させた取引先情報管理ソリューション。世界1億1000万事業所、日本企業260万事業所が登録された企業データベースから、企業情報、資本系列情報、財務情報などを必要に応じてインターネット経由で取り込むことができる。基本情報を参照・分析するためのレポートがパッケージ化されており、取引先情報、顧客情報などをさまざまな角度から閲覧することが可能だ。

 オプションとして、用途別の分析テンプレートと期間システム統合開発サービスを用意する。分析テンプレートは、マーケティング/与信管理/企業分析などをそろえ、必要に応じた分析ができるようにした。基幹システム統合開発サービスは、会計システムや受発注システムなど、既存のシステムに散在した取引先情報を統合し、社内外の取引先情報の一元的な管理を実現する。

 価格は用途やデータ件数によって異なるが、データ件数1万件の場合の基本パッケージが初年度360万円(税別)。オプションの与信管理パッケージは、5000件で初年度450万円(税別)となる。

カテゴリートップへ