2重防音/冷却構造かつ、2重制振構造のHDDケース「QUITE DRIVE」の2.5インチHDD版となる「QUITE DRIVE 2.5」(型番:SQD2.5-1000)が、サイズから来週発売予定だ。3.5インチベイ内蔵タイプの同製品は、HDDをアルミ製の内殻で覆い、さらに吸音/制振フォームラバーを充填した外殻を被せるという2重構造となっているのが特徴だ。
本製品は、3.5インチHDD対応の同社製HDDケース「QUITE DRIVE」の本体サイズを2.5インチHDD用に小型化したもの。外殻アルミボックス内部に吸音/制振フォームラバーを充填することで、騒音と振動を低減させているほか、外殻と内殻のアルミボックスの間に2枚の熱伝導シートを挟み込むことで、HDDの熱をスムーズに外殻アルミボックスまで伝え、HDDに熱が篭らないようにしている点などは「QUITE DRIVE」と同様だ。本体サイズは102(W)×146(D)×25(H)mmで重量は465g。12日発売予定で、サンプルを入荷したフェイス秋葉原本店、BLESS秋葉原本店、高速電脳などによると、予価は3780円前後とのこと。
余談だが、3.5インチHDD対応の「QUITE DRIVE」の発売当時、同製品がスルメ臭いとショップ店員や購入者の間で話題になったことがある。気になったので、ショップに入荷した「QUITE DRIVE 2.5」のサンプル品の臭いを嗅いだところ……「QUITE DRIVE」ほどではないが、やはりあの臭いがした。製造時に使用した薬品の臭いのようだが、「QUITE DRIVE 2.5」が「QUITE DRIVE」と同じ工程で製造されているのは間違いないようだ。