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キーワードは「Dell 2.0」! デルが新年度の事業戦略を発表

2007年03月05日 22時24分更新

文● アスキービジネス編集部

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デルは都内で記者会見を開き、同社の2008年度(2007年2月~2008年1月)のビジネス戦略を発表した。

新戦略は「Dell 2.0」

 デルは都内で記者会見を開き、同社の2008年度(2007年2月~2008年1月)のビジネス戦略を発表した。代表取締役のジム・メリット氏は2007年度のビジネスを、(1)第9世代サーバや個人ユーザー向けのXPSシリーズなど積極的な新製品の投入、(2)宮崎県にあるカスタマーセンターの拡充など国内体制強化のための投資――などを行なった結果、市場平均を上回る成長(出荷台数14%増)を達成できたとまとめる。

デル株式会社 代表取締役 ジム・メリット氏

デル株式会社 代表取締役 ジム・メリット氏

 デルはこれまで、ダイレクトモデルにより「製品」を低価格で提供することで急成長してきたが、2008年度からは新たに「サービス」を中心にした高価値ソリューションを提供する企業への変身を目指していく。そのための新戦略を「Dell 2.0」と位置付ける。

 Dell 2.0とは、ダイレクト・モデルによるユーザーとの緊密な関係を最大限に活用し、多様化するニーズに合わせた個別のソリューションを提供していくもの。特に国内では中堅中小規模の企業(SMB)をターゲットとしたサービスの展開も検討されており、必要ならば企業買収も行なっていくという

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