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ビジネスタスクはメール中心に動いているから〈ことば〉

2007年02月07日 16時00分更新

文● 編集部

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feedpath_zeb ra

フィードパスの後藤康成氏

 フィードパスが7日に日本語の正式版をリリースした『feedpath Zebra』(開発は米国のZimbra社)。“Webメール 2.0”を標榜する同サービスの発表会で、同社CTO(技術責任者)の後藤康成氏がこう(タイトルのように)コメントした。

 電子メールは、もはやメッセージをやり取りするだけのツールではない。情報共有のためのコラボツールであり、日々の仕事の履歴がたまっていくデータベースでもある。しかし、メールボックスに格納された情報をウェブサービスや別のアプリケーションと連携させながらうまく活用する“そんな気の利いたツール”はあまりなかった。

 feedpath Zebraは、こんなビジネスマンになくてはならないツールとなった“メール”の機能を、Ajaxを利用したリッチなウェブサービスとして提供するものだ。フィードパスのサーバー上で提供されるASPサービスのほか、サーバーソフトのライセンス販売も行なっており、後者では企業やISPが自前のサーバーにインストールして使用する。



メールを軸にしたビジネススタイルの進化形


 feedpath Zebraとよくあるウェブメールとの違いは、やり取りしたメッセージをトリガーにして、各種ウェブサービスとの連携が図れる点だ。搭載されている機能は、RSSリーダーや、スケジュール/アドレス管理、Googleマップ、Wikipedia、Skype Outとの連携など、多彩で、これ1本でビジネスシーンの大半に対応できてしまうのではないかと思えるほどである。

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feedpath Zebraの画面

 例えば、メール本文内に日付の文字列がある際には、その日付にひも付けされた予定がポップアップ。地名や住所が記載されている場合には、それに相当するGeoCodeが発行され、Googleマップ上で地図の確認も行なえる(Mapionを提供するサイバーマップ・ジャパンと提携)。スケジュール表に関しては、複数ユーザー間で共有でき、Google SpredsheetやGoogle Docsばりの文書作成/共有機能も持つなど、グループウェア的な使いこなしも可能だ。さらにプラグインに相当する“Zimlet”の仕様も公開されており、各種ウェブアプリケーションと連携したオリジナルの機能も追加できる。

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feedpath Zebraでは、メール本文の日付にマウスカーソルを合わせると、その日のスケジュールの表示が行なえる

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ASPタイプのワープロ/表計算機能も持っており、ドキュメント共有が行なえる

 ビジネスマンの1日はメールに始まってメールに終わると言ってよい。そんなメールを軸にしたビジネススタイルを強化するツールfeedpath Zebraに注目だ。

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