このページの本文へ

入門Ethernet

入門Ethernet

コンピュータの通信規格の中で、もっとも利用されているのがEthernet(イーサネット)である。安価で高速で、手軽に使えるため、企業や家庭内のLANだけではなく、データセンターや長距離伝送のWANでも使われている。また、技術革新が速いのも特徴で、1Gbpsや10Gbps、いよいよ100Gbpsも登場間近となっている。ここでは規格やフレーム形式、伝送制御までEthernetの技術を総まくりしてみたい。

2009年07月16日 09時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
  • IEEE802.1で実現するいろいろなLAN

    2009年07月16日 09時00分

    ネットワーク

    ネットワークの制御技術とは?

    第6回  IEEE802.1で実現するいろいろなLAN

    Ethernetの上位層技術であるIEEE802.1やIEEE802.3のオプション技術には、ネットワークの分割利用や冗長化、セキュリティ確保などの規格が定められている。ここではそうした規格のうち、よく利用されるものをいくつか挙げて紹介していこう。

  • 銅線の限界に挑む10GBASE-Tの仕組みとは?

    2009年07月09日 09時00分

    ネットワーク

    いよいよ登場した10GbEの銅線規格を理解する

    第5回  銅線の限界に挑む10GBASE-Tの仕組みとは?

    現在標準化が完了しているEthernetの規格の中でもっとも高速なのが10GbpsのEthernetである。Ethernetの物理層の最後は、10GBASE全体の概要、そして銅線で10Gbpsを実現する10GBASE-Tの仕組みについて解説しよう。

  • 1GbpsのEthernetの実現手段を知ろう

    2009年07月02日 09時00分

    ネットワーク

    物理層の伝送技術の仕組みと高速化

    第4回  1GbpsのEthernetの実現手段を知ろう

    当初10Mbpsで登場したEthernetだが、伝送技術を改良することで、伝送速度を向上させている。まずEthernetの物理層に関する前提知識を紹介し、続いて10Mbps、100Mbps、1Gbpsと高速化していくEthernetの伝送技術の仕組みを紹介していこう

  • Ethernetで通信をスムーズに行なう工夫とは?

    2009年06月26日 08時30分

    ネットワーク

    CSMA/CDと全二重通信の動きを知ろう

    第3回  Ethernetで通信をスムーズに行なう工夫とは?

    Ethernetには、データを確実に送受信して、かつ通信経路を効率よく使用するために、信号の衝突を回避する仕組みがある。また、さまざまな規格を採用した機器が存在するため、混在した環境でも通信を確立する技術が必要となる。

  • Ethernetのフレーム構造を理解しよう

    2009年06月18日 09時00分

    ネットワーク

    ネットワークを流れるフレームの構造とは?

    第2回  Ethernetのフレーム構造を理解しよう

    Ethernetを使ったネットワークでは、PCなどから送られたデータはデジタル信号としてケーブルを流れている。そしてEthernetで結ばれた機器間で正しくデータをやりとりできるよう、このデータにはさまざまな情報が付与されている。この情報はどのような構成で、そもそも何に使われるのか。データの内容を見ながら解説していこう。

  • Ethernetはどのように誕生したの?

    2009年06月11日 15時30分

    ネットワーク

    LANの標準の成立過程を知ろう

    第1回  Ethernetはどのように誕生したの?

    社内ネットワークを支えるEthernetは、いくつもの規格の集合体になっている。その中心となるのは「IEEE802シリーズ」と呼ばれる規格である。ここでは、Ethernetの成り立ちと骨組みについて、深く掘り下げていこう。

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード