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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」 第57回

ネット生放送で流れるコメントが演者へ与える「害」になる

2017年09月08日 17時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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ライブ配信の醍醐味は視聴者からのコメントによって変わる展開。でも、コメントを拾いながら、番組コンテンツを同時に進行されるのはとても難しいのです

 「ライブ配信」の魅力は「リアルタイムで映像音声を伝送できる」こと。そして「チャット機能によるリアルタイムで双方向なコミュニケーションが可能」であることです。

 この画面の向こうの演者と見ている視聴者がコミュニケーションできるライブ配信メディアのチャット機能。もし、「チャット機能を通じて投稿された視聴者からのコメントを拾うべきですか?」と問われれば「ノー」。「拾ったほうがいいですか?」と問われれば「イエス」。

 実は、ライブ配信する番組コンテンツによって、この答えも変わってきます。「拾う?拾わない?」「どのタイミングで、どの程度拾う?」は視聴者にもチャット機能を通じてコメントによって番組へ積極的に参加(関与)してほしいのか、そうでないか。そして、そのコメントを拾う人の「対応力と技量」によって、その判断は変わってくると思うのです。

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