Restream.ioは、ストリーミングの映像と音声のソースを対応するライブ配信メディアのプラットフォームへ中継(転送)してくれるクラウドサービス。
複数のライブメディアで同時に配信をしたいとき、従来は同時配信する数だけのソースをそれぞれのプラットフォームへ送ることが必要でした。しかし、Restream.ioのサービス(サーバー)を介した場合、ひとつ分のソースをRestream.ioが複数のプラットフォーム転送してくれるので同時に複数のチャンネルでライブ配信を実現できるのです。
2015年から始まっているこのサービスは、現在「Periscope」「YouTube Live」「Twitch」「Ustream」をはじめとする、30以上のプラットフォームに対応。日本ではまだまだ馴染みがない「コア」なサービス、なのですが、実際に利用してみての気づき、利用することにあたって注意しなければならないことを紹介します。
複数に同時にライブするときのリスク
前回の記事でも挙げたように「ひとつの番組コンテンツを複数のライブメディアのプラットフォームで同時に配信をする」というニーズはこの数年で増えています。近年の機器(主にライブ配信をするためのマシンなど)の高性能化によって、ひとつの機器だけで同時配信する必要な数だけの映像や音声を伝送することは難しいものではなくなり、そのニーズに対応できつつあります。
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