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ついに来た! デスクトップ向けインテル第7世代CPUで新PCを自作しよう (1/3)

2017年01月14日 12時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトラショータ

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ノートPC向け新CPUの発表から遅れること約5ヶ月、ついにデスクトップ向けにも“インテル第7世代プロセッサー(コードネーム:Kaby Lake)”が登場した。この新CPUと新チップセットとなる“200シリーズ”で何が変わるのかをチェックし、新しいPCを自作してみよう!

“ジサカー的”注目トピック 第7世代プロセッサーの特徴をチェック!

第7世代Core プロセッサー。パッケージデザインは前世代と大きく変わらない

 第7世代CPUは基本的に第6世代とそれほど変わらないが、製造プロセスに改良された“14nm+”を採用することで、TDPはそのままに動作クロックが向上しているのが特徴だ。多くのモデルで動作クロックが200~300MHzほど上昇しているため、性能の底上げという印象がある。

 スペック上の大きな変化としては、対応メモリーの最大速度がDDR4-2133からDDR4-2400に引き上げられていることが挙げられる。メモリー速度の性能への影響はそれほど大きくはないが、内蔵GPU利用時は速度や帯域が重要となるだけに、速いに越したことはない。また、科学技術計算や写真のレタッチ・現像などではメモリーへのアクセスが頻繁に起こるため、こういった用途であれば高速化の恩恵が受けられるだろう。

 CPUのラインアップは幅広く、i7やi5はもちろん、i3、Pentium、Celeronそして省電力モデルまで、すべてのモデルで第7世代へと移行していく予定だ。ただし、1月中にすべてのモデルが登場するわけではなく、K型番のi3や省電力モデルは販売開始時期がずれ込む見込みとなっている。

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