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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第866回

5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する

2024年05月01日 12時00分更新

文● 荻窪 圭/猫写真家 編集●ASCII

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3倍望遠カメラで黒猫の顔をアップ。思ったよりぐっと寄れたので、貫禄ある瞳がばっちり。なんか強そうだ。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 サムスン電子の「Galaxy S24 Ultra」をバッグに入れて、作例でも撮るべく自転車で走っていると、木の根元に白い不自然なもこもこがいたのである。もしや昼寝してる猫かも、とちょっと離れたところに自転車を止めて寝てる姿をこっそり撮ろうと思ったら、そこはさすが猫、しっかり気づいて起きてしまった。

 あ、逃げちゃうかなと思ったら、こっちへ来るそぶり。思わず撮るよね。こういうとき、望遠に強いスマホは偉大だ。

5倍望遠で撮影。左前足がポイント。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 お、近くへ来てくれるのかなと思ったら、太い根っこの上にちょこんとすわって様子を見てる。こうなったら10倍望遠の出番だ。このクォリティで望遠撮影ができるのは強い。

根っこの上で様子見中の白猫。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 きっと、食べ物をくれる人かどうかを見てるのだ。でも持ってないのだ。すまんね。白猫のほうも、しょうがないなって感じで根っこの股に体を収めてくつろぎ始めた。

 しばらくすると警戒心がゆるんできたようなので、左手にGalaxy S24 Ultraを持って近寄ってみる。

左手にGalaxy S24 Ultraを持って近づいてみた。

 いい感じである。手を伸ばすと触らせてくれる。

 ここで、Galaxy S24 UltraにはSペンが内蔵されてることを思い出した。これ、ペンについてるボタンが、そのままリモートシャッターとして使えるのだ。

 やってみた。右手に持ってるのがSペン。ペン先を近づけたら鼻を近づけてきたので、そのタイミングでペンのボタンを押して撮影したのがこれだ。

右手に持ったSペンを近づけたら鼻を近づけてきたので、すかさずボタンを押すのだった。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 これは便利。Sペンが猫撮影に役立つとは思わなかったわ。

 そこで考えたのだけど、「Bluetoothリモコンシャッター付き猫じゃらしホルダー」とかあったら面白そうじゃない? ホルダーに猫じゃらし系のおもちゃを差し込んで、右手で猫と遊びながら左手でスマホカメラを構えて、ここだというところで猫じゃらしホルダーのボタンを押すとリモート撮影できるという……どう?

 白猫だけで終わってはつまらないので、別の場所で出会った猫たちも。

 まずは、うちの近所でときどき見かけるハチワレ。鼻筋にかぶった黒い毛がカッコいい。5倍望遠で。

歩いていくハチワレにスマホを向けたら、こっちをちらっと見てくれた。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 さらに猫に出会うべく、とある都会の公園に足を伸ばしてみる。ここ、以前から猫が数匹いて、首輪もしている。以前聞いたところによると、いつも猫をかわいがってる人が名前を付けて、首輪もつけたのだそうである。

 この日は低木の下に隠れていたので、そっとGalaxy S24 Ultraを差し入れて3倍望遠で。おそろいの首輪をつけた黒猫だ。枝が密集していて、とてもカメラを入れる隙間なんてないのだけど、薄いスマホならそっと入れられる。

 画面を斜めから見て、構図をなんとなく決めつつ、シャッターはSペンで。そうすれば無理な姿勢で撮っても手ブレしないしね。

低木の下に隠れていた首輪をした黒猫2匹。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 やがて1匹は遠くへ行ってしまったが、もう1匹はそこで木を枕にくつろぎモードに入ったのである。

 そこで、ぐぐっと近づいて顔のアップを撮ってみた。それが冒頭写真。暗くて撮影するには条件がよくない場所だったけど、予想以上にちゃんと撮れてたので冒頭に使わせてもらった。

 続いて、また別の場所へ移動。

 以前、ミケ猫がいた場所だ。でも、姿が見えない。これはどっかに隠れてるな。あ、あの物置の裏あたり、人に見つかりにくい場所だから猫がくつろいでそうだ、と覗いてみると寝てました。フェンスがあって人が近づけないから、安心して寝られるのですな。

遠くからでも撮れるスマホは、猫好きには重宝するのだった。レンズ部が小さいからフェンスの隙間から狙いやすいし。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 でも、段ボールとかが無造作に放置してあって、なんともきれいな場所ではない。猫的には問題なくても人間的にはちょっとなあと思うので、10倍にしてドン。

見られてるのに気づいて顔を上げたミケ。ちょっと寝ぼけたっぽい顔がかわいい。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 このミケ猫、基本的に人にはとても慣れてるので、見られても動じない。ここにいるのがバレたんならしょうがないなって感じで、のそのそと起き出して、目の前にやってきて耳の後ろをぼりぼりと掻き出したのである。そしたら、首がどんどん回転していって90度を超えちゃったので、面白くて思わず撮影。

見てたらどんどん首が曲がっていったのであった。猫あるある。2024年4月 サムスン電子 Galaxy S24 Ultra

 ちょっと高価で重くてデカいけど、Sペンはリモコンとして重宝するし、画質もけっこういいしで、魅力的でしたよ、Galaxy S24 Ultra。

 猫を撮るのにデジタル一眼もスマホも使うけど、スマホは軽くて薄いから、狭いところでも撮れるってのは魅力のひとつだよなと思ったりするのである。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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