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LEVEL∞のゲーミングデスクトップ「LEVEL-M7A6-R77-TEX」を検証

20万円以下でこの性能は高コスパだぞ! 手頃でゲームを快適に遊ぶBTOPCがほしいならコレ

2024年04月10日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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設置しやすいミニタワー
ゲームプレイに必要なインターフェースは揃っている

設置しやすい比較的コンパクトなミニタワーケースを採用

 LEVEL-M7A6-R77-TEXは、LEVEL∞のミニタワーケースを採用するゲーミングデスクトップパソコンだ。サイズはおよそ幅206×奥行432×高さ411mmで、比較的設置しやすいサイズ感に収まっている。

 また、前面インターフェースは天面の前方部分にあり、パソコンデスクの下に置いたときにアクセスしやすいのもうれしいポイントだ。左サイドパネルもガラスやアクリルではないためケース内部は見えない。

前面インターフェースは天面前方にある

 ケース内部のライティングを眺めるような映えパソコンではないので、純粋にゲームプレイやメインマシンとして使いたい人向けとなる。そのため、個人的にはパソコンデスクの下に置いてデスク上のスペースを確保するといった使い方がいいと感じた。

 全体的にカラーはブラックで、前面にはマット加工が施されている。加えて、左右から見ると赤いラインがアクセントとして隠れており、シンプルながらゲーミングマシンらしさもある1台といっていい。

 背面のUSB端子は、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-C×1、USB 2.0×2と5基あり、前面と合わせると計7基となる。ゲームプレイの周辺機器を接続するという意味では十分なUSB端子の数だと思える。ただし、USB Type-C端子は1基のみとなっているので、2基以上のType-C対応デバイスを接続したい場合は、Type-C→Type-A変換もしくはUSBドックを使用するといいだろう。

背面の様子。ゲームプレイ用としてはインターフェースも十分豊富だ

 天面や底面には着脱しやすいメッシュダストカバーを採用している。パソコンはファンが回っている分長期間使っているとホコリがたまる。たまりすぎると、エアフローが弱くなり、故障につながる恐れもあるので、定期的なメンテナンスは必要。その際に、サッと取り外して掃除することができるのは便利だ。

天面にダストフィルターがある

底面にも

ミニタワーながら余裕のあるケース内部
ビデオカードサポートで安心

左サイドパネルを開けたところ。結構余裕がある

 続いて、ケース内部をみていこう。試用機のCPUクーラーは、リテールクーラーが採用されていた。基本的にはこちらでも問題ないが、より冷やしたいという場合はBTOカスタマイズで120mm/240mmの水冷クーラーも選択できる。

 また、ビデオカードサポートが付属しているため、経年劣化や輸送時の揺れによる脱落を防ぐことができる。搭載されているRadeon RX 7700 XTは結構大きめなサイズなので、安心して使えるのはうれしいポイントだ。加えて、引っ越す際に再度箱に入れて引越し業者に頼むなんてときにも、安心して依頼できる。

ビデオカードサポートでがっちり固定

 ミニタワーながら全体的にスッキリしたケース内部で、メンテナンスも楽そうという印象を受けた。加えて、マザーボード部分と電源部分が物理的に区切られている。熱源を分けているのは、長時間使うゲーミングパソコンとしてはありがたい。

マザーボードと電源は物理的にわかれている

 右サイドパネルを開けると、3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイ×2、2.5インチ内蔵ベイ×2がある。ゲームプレイだけでなく、動画編集にも使いたいという場合は、ストレージ容量は多い方がいい。そういったときに追加できるベイが多いのもポイントといっていいだろう。

右サイドパネルを開けたところ

 また、ケーブルもしっかりとまとめられている。右サイドパネルは、ストレージを増加するとき以外はなかなか開けることはないが、こういった見えないところもしっかりとケーブルマネージメントされている点も好印象だ。

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