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ヤマト・佐川も 新年度から運賃改定、気になる料金まとめ

2024年04月03日 07時15分更新

文● ASCII/市川

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 日々のニュースでたびたび目にする食品などの値上げ。そんな値上げラッシュは、今年度に入っても止まりません。

 私たちが普段、利用している運送サービスも例に漏れず、値上げとなってしまいました。これにはいろんな業種にあてはまる「2024年問題」が絡んでいるのですが、それは記事の後半で。

 まずは、4月から値上げをした宅配各社をまとめてみました。よく使うサービスもあるかと思うので、チェックしてみてください。

ヤマト運輸

改定日:4月1日
運賃改定率:約2%
※サイズ、届け先などにより改定率は異なる

対象商品:

宅急便(PDF):対象は180サイズ、200サイズ

②クール宅急便:対象は付加料金

サイズ 運賃
現行運賃 新運賃 差額
60サイズ 220円 275円 +55円
80サイズ 220円 330円 +110円
100サイズ 320円 440円 +110円
120サイズ 660円 715円 +55円

ゴルフ宅急便(PDF):ゴルフのキャディバッグは、宅急便140サイズ(上限)を適用していたが、宅急便サイズでの査定を廃止し、キャディバッグ規格へ変更

佐川急便

改定日:4月1日
対象:飛脚宅配便(飛脚クール便含む)、飛脚特定信書便、飛脚国際宅配便

対象商品:

飛脚宅配便(PDF):平均7%程度

飛脚特定信書便(PDF):平均5%程度

③飛脚クール便付加料金(対象は140サイズ(30㎏)のみ):220円の値上げ

サイズ 運賃
現行付加料金 改定付加料金
140サイズ(30kg以内) 1100円 1320円

飛脚国際宅配便(PDF):平均6%程度

日本郵便(ゆうパック)

改定日:2023年10月1日(改訂済み)
対象:ゆうパック(基本運賃)、重量ゆうパック、ゴルフゆうパック、スキーゆうパック 、空港ゆうパック、観光ゆうパック

ゆうパック(基本運賃)(PDF):平均改定率は約10%(サイズや届け先によって改定率は異なる)

②重量ゆうパック:ゆうパックの改定後の基本運賃に560円を加算した額

③ゴルフゆうパック ゆうパックの改定後の基本運賃と同額(120サイズ超は、ゆうパックの140サイズの運賃と同額)

④スキーゆうパック ゆうパックの改定後の基本運賃と同額(140サイズ超は、ゆうパックの160サイズの運賃と同額)

⑤空港ゆうパック:ゆうパックの改定後の基本運賃に800円を加算した額(140サイズ超は、ゆうパックの160のサイズの運賃に800円を加算した額)

⑥観光ゆうパック:1個当たり1680円

2024年問題について

 最近、よく耳にする2024年問題。物流業界にもその影響は多分にあります。

 具体的には、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足してしまいます。

 また国の検討会ではこの問題に対して、なんの対策も行わない場合、「輸送能力が2024年には14.2%、さらに2030年には34.1%不足する可能性」を示しています。

 つまり「モノが時間通りに運べなくなる」ということですね。

 Amazonでも3月29日より、配送料無料の基準が3500円に値上がりしていますが、これも2024年問題と密接に関わっているかと思います。

 とはいえ、これ以上の値上げは勘弁……と思う方もいると思います。

 では、ドライバーや業者の負担を減らすため、私たちになにができるのか。

 再配達を減らすための宅配ロッカーを活用したり、その指定時刻には家にいるなどといった対策ができますね。また、まとめ買いによる運送回数を減らすといった対応もできるかと思います。

 できることからコツコツと。人手不足が叫ばれている現代だからこそ、考えていきたいですね。

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