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事業再編でセキュリティソリューション展開を強化

NEC、サイバーセキュリティ事業を「NECセキュリティ」に統合

2024年04月02日 16時45分更新

文● ASCII

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 NECは、2024年4月1日、サイバーセキュリティ事業のさらなる拡大に向けて、同日付で事業体制を強化したことを発表した。NECのセキュリティ事業統括部を「NECセキュリティ」に統合し、サイバーセキュリティの専門人材や知見などの経営資源を結集する。

 これにより、企業内で分散するシステム全体のセキュリティ運用・監視データを集約・分析・可視化し、全体最適での運用・監視・対処や改善提案を行う「デーダドリブンサイバーセキュリティサービス」を中心に、セキュリティソリューションの提供を強化する。

 また、事業体制の強化とあわせて、5月1日付でNECの執行役 Corporate EVP 兼 CSOおよびNECセキュリティの代表取締役社長に、インターポール(国際刑事警察機構)事務総局のIT局長兼CISOなどを務めた、中谷昇氏が就任する。

 NECは「2025中期経営計画」において、DX事業を成長のキードライバーに位置づけている。NECセキュリティは、このDX事業拡大に向けた取り組みの一環として、インフォセックを母体にNECグループ横断のセキュリティCoE(Center of Excellence)の中核企業として2023年4月に発足している。

NECのサイバーセキュリティ事業推進体制(2023年3月30日のリリースより

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