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「ひかりクラウド電話 ダイレクトfor Webex Calling」を提供開始 ~閉域接続機能を具備し、安定性の高い音声通話を実現~

東日本電信電話株式会社
2024年01月18日

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東日本電信電話株式会社
 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、2022年6月に提供を開始した「ひかりクラウド電話 for Webex Calling※1」の新たなラインナップとして、閉域接続機能により安定性の高い音声通話を実現する「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」(以下、本サービス)を2024年1月19日(金)より提供いたします。


 本サービスは、お客さま拠点に設置する汎用ルータからWebex Callingサーバまでの音声通信が、インターネット区間を通りません※2 ※3。そのため、インターネットトラフィックが年々増加する中で、インターネット網のトラフィック集中の影響を受けずに、安定した通話品質※4でご利用いただけます。また、万が一の不具合時にも通話区間が本サービスの閉域網内に閉じるため、NTT東日本による一元的な切り分けサポート/汎用ルータの遠隔サポートが可能となります。

※1 Webex は、Cisco Systems, Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。Webex CallingはCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
※2 ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Callingはご契約の拠点に設置されたアクセス回線からの
ご利用に限ります。外出先やテレワークでのオフィス外からの通信はインターネット経由になります。
※3 その他のWebexサービス(端末認証、Meetings、Messagingなど)はインターネット区間を経由しての
接続となりますため、ISPの契約が必要となります。
※4本サービスは音声品質を担保するサービスではありません。端末やアプリケーションの状態により音声品質
が劣化するケースもございます。



1. 提供の背景と目的

 昨今の、ハイブリッドワークの進展に伴い、会社の電話番号を持ち出したいというニーズやこれまで利用しているスマホを活用した業務効率化のニーズの高まりを受け、2022年6月に「ひかりクラウド電話for Webex Calling」の提供を開始しました。これにより、インターネット環境があれば、どこでも固定電話番号で発着信が可能になりました。
 一方で、インターネット利用者の拡大により、トラフィック量は年々増加※5しています。世界中のユーザのさまざまなデータ通信が混在するインターネットでは、コアタイムにトラフィックが集中し、通信のゆらぎや品質劣化が生じるといった課題も見受けられます。
 こうした背景により、NTT東日本は、インターネット区間を通らない※2 ※3閉域接続機能を具備した「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」を提供することといたしました。
 トラフィック集中の影響を受けない安定した音声通話の提供を通じて、お客さまの快適な電話環境の実現、ひいては業務生産性の向上に貢献します。

※5 総務省 我が国のインターネットにおけるトラフィックの集計結果(2023年5月分):
  https://www.soumu.go.jp/main_content/000896195.pdf

2. 本サービスについて

(1)主な特長
1.閉域網内での音声通信により、インターネットの影響を受けない安定した音声通話を実現
-お客さま拠点に設置した汎用ルータからWebex Callingサーバに閉域網で接続するため、インターネットのトラフィック集中による通信のゆらぎや音声品質の劣化を防ぐことが可能です。※2 ※3

2.汎用ルータからWebex Callingサーバ接続まで、NTT東日本によるトータルでの保守サポート
-通話区間がインターネット区間を通らず※2 ※3本サービスの閉域網内に閉じるため、音声通信不具合時の一元的な切り分けサポートを実施します。
-汎用ルータの不具合申告時には、遠隔からの状態確認・切り分けを実施します。また故障時の一元受付や派遣手配も行います。
-その他の音声通信異常時や品質劣化時には、お客さまの利用端末との疎通状態の確認/切り分けや、ルータと事業者サーバ間(閉域区間)の疎通状態の確認/切り分け等も実施します。

(2)提供条件・提供エリア
<提供条件>
 本サービスのご利用に際しては、シスコシステムズが提供する「Webex Calling」機能を有するライセンスのご契約が別途必要になります。
*詳細はサービス紹介ページ(https://business.ntt-east.co.jp/service/cloud_denwa/wx.html)をご参照ください。

<提供エリア>
 東日本エリア全域 ※新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県です

(3)提供料金
別紙1をご確認ください。
別紙1は下記URLよりご確認ください。
https://upload.hdedrive.com/ui/kyodo-pr.co.jp/dl/SB1705548270-12a2c830-f0ac-45a3-ba7a-ca9adcdc7a0f

(4)お申し込み受付および提供開始日
2024年1月19日(金)

3.ウェビナーの開催

 上述の通り、インターネット利用者の拡大によりトラフィック量が年々増加しています。そのため、コアタイムにトラフィックが集中し、「通信のゆらぎや品質劣化に課題感がある」というお客さまの声を数多くいただいております。
 こうした背景から、音声通話という切り口に着目し、閉域接続機能を具備した「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」のサービス概要や活用方法を解説するウェビナーを開催します。ぜひご覧ください。

■開催概要
(1) ウェビナータイトル
【Cisco×NTT東日本共催】ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Callingで、安心・安定な音声通話の実現!(仮称)

(2) 日時
2024年2月7日(水) 14:00~15:00

(3) 登壇者
・シスコシステムズ合同会社
コラボレーションパートナー営業部部長
 泰道 亜季氏

・東日本電信電話株式会社 
 ビジネス開発本部 クラウド&ネットワークビジネス部
 コミュニケーションサービス担当課長
 佐野 泰介

(4) 開催方法
オンライン(無料)

(5) 申込フォーム
ご参加の際には事前申し込みが必要となります。
下記URLから詳細をご確認いただき、申し込みをお願いいたします。
https://info.bizdrive.ntt-east.co.jp/pf1625sem

4. 今後の展開

 「ひかりクラウド電話」サービスは、今回、提供開始する本サービスに続き、今後もお客さまのご要望にあわせたサービス・機能拡充を行っていく予定です。
 また、本サービスはNTT東日本が取り組むREIWAプロジェクト※を構成するアプリケーションとして、円滑なコミュニケーション環境の実現、業務生産性の向上、およびオフィスのDX推進等に貢献してまいります。
 NTT東日本として分散型情報ネットワーク基盤を構築することを通じ、地産地消型の分散型社会の実現、地域活性化に貢献する様々なソリューションを提供していきます。



※REIWAプロジェクトとは、NTT東日本の様々なアセットを活用して地域活性化を推進するプロジェクトです。
サービスやソリューションを地域の皆さまと共に創り、課題解決のご提案から実現・運用のお手伝いまで、伴走型のサポート体制をご提供することで、地域社会全体の様々な分野における価値創造をめざしています。


5. お客さまからのお申し込み・お問い合わせ先

お客さまを担当する弊社営業担当、または下記URLよりお申し込み・お問い合わせください。

サービス紹介ページ
https://business.ntt-east.co.jp/service/cloud_denwa/wx.html

<シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 情報通信事業統括 兼 第一事業本部長 木田 等理様のコメント>
 Webex Calling の閉域網接続サービスとしては世界初となる 「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」の提供が開始され、ユーザさまが、これまで以上に高品質かつ安全な音声通話サービスを利用できるようになることを、大変嬉しく思います。
NTT東日本様の堅牢かつ柔軟なサービス基盤と、シスコの先進的なクラウドソリューションを組み合わせ、これからも両社の強力なパートナーシップのもと、企業や自治体を含む幅広い産業領域における業務効率化とデジタルトランスフォーメーションの支援を継続的に推進してまいります。

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