このページの本文へ

AIデータ・プラットフォーム企業Vast Data、日本市場でのビジネスを開始

VAST Data, Inc.
2023年12月12日

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VAST Data, Inc.
~日本初の顧客としてDMMの動画配信サービスがVast Data Platform を導入/日本企業、研究機関のデータ管理・活用ニーズに適応したデータプラットフォームソリューション提供を強力に展開~


AI データ・プラットフォーム企業であるVast Data<https://vastdata.com/、CEO:レネン・ハラック(Renen Hallak)>は、本日、アジア太平洋地域でのビジネス拡大に向けて日本市場への本格的な参入ならびにカントリー・マネジャーの藤井洋介(ふじいようすけ)の就任を発表しました。


また日本初の顧客として、合同会社DMM.comが提供する動画配信サービスにVast Data Platformを導入したと発表しました。


合同会社DMM.com 動画配信開発部の宮元裕樹氏は、「当社の動画配信サービスで扱うデータ量はペタバイト規模を超え、運用管理の負担増大を経験したことで、Vast Dataの“分離型シェアードエブリシング(DASE)アーキテクチャ”を活用し、膨大なデータを効率的に扱えるストレージシステムへの移行、そして将来的な最新技術適用を見据え採用を決定しました。サービスの充実、コンテンツ数は増大していきます。Vast Dataのソリューションを導入することで安全で効率的なデータ運用に期待しています」と述べています。


ビジネスの世界におけるデータ管理と分析は、伝統的なアナリティクスと人工知能(AI)手法の融合により、急速に変化し続けています。そのため、企業はデータの大きな可能性を活用し、業務に価値を生み出すためにたゆまぬ努力を続けている。しかし、機械学習や生成AIモデルのトレーニングの作業負荷の増大は、従来の企業インフラの拡張性の規模をはるかに超えています。


これらの課題やその他の課題に対処するため、Vast DataはAIとディープラーニングのワークロードのために構築された画期的なAIデータプラットフォームであるVast Data Platformを市場に投入します。Vast Dataのソフトウェア ソリューションは、非構造化データを加工し、構造化することで、データからより大きな洞察と価値を引き出すために必要なツールを企業に提供します。


急速に進化する技術的展望の中で、人工知能とデータ管理の未来は企業にとって極めて重要な役割を担っています。Vast Data Platformによって、AIの可能性を民主化し、企業がデータの価値を自社のビジネスに生かすことで、成長目標を追求し、ステークホルダーに価値を提供できるよう支援します。日本はデジタル技術の進歩、環境に優しいイノベーション、AIや機械学習を様々な産業に導入する洗練された製造業によって、経済の再構築に取り組んでいます。Vast Data Platformによって、日本の自動車や航空宇宙産業、農業分野、ヘルスケアやライフサイエンス分野、学術分野、金融サービス分野の企業は、データを活用することでこれまで以上に広範囲、多様なビジネスの可能性を見出すことが可能になります。
また通信業界やサービスプロバイダーは Vast Data Platform の導入および技術サポートの活用により、昨今利用が急拡大している生成AI環境の構築や開発支援サービスの提供などを展開することが可能になります。


Vast DataのCEO兼共同創設者であるレネン・ハラック(Renen Hallak)は、 「急速に進化する技術的展望の中で、人工知能とデータ管理への取り組みは世界中の企業・組織にとって不可欠です。彼らはビジネスや研究の目標を実現するために動画、写真、パフォーマンスの測定値やその比率やシグナルなど様々なデータを分析する能力を必要としています。我々は従来の多層化アプローチの複雑さを排除しながら、構造化データと非構造化データを効率的に管理できる拡張性の高いアーキテクチャを提供できるユニークな企業です。これにより、企業のデータ活用方法が簡素化され、具体的で有利なビジネス成果を達成できます」と述べています。


Vast Dataの日本におけるカントリー・マネジャーに就任した藤井洋介は、「Vast Dataは、独自のAI Data Platformを通じて日本の企業・研究機関などが取り組んでいるイノベーション、競争力強化を支援するため日本への投資を決断しました。日本チームは、お客様のビジネスを最適にサポートするパートナーシップとアライアンスのエコシステムを構築するとともに、企業がデータ主導の経営を自薦し、ビジネスの可能性を最大限に引き出すお手伝いをします」と述べています。


藤井洋介は、2023年11月1日に、日本のカントリー・マネージャーとして、Vast Data に入社しました。
Vast Data の入社以前は、ピュアストレージ社にてエンタープライズ営業本部 本部長として、エンタープライズ企業との関係構築に尽力し、特に大手通信企業やマネージド・サービス・プロバイダーを中心に最新のストレージデータソリューションの提案・導入支援を通じて日本のクラウドサービスの拡大に寄与してきました。藤井は、サンマイクロシステムズ、ネットアップ、ピュアストレージにて20年以上の営業および市場開拓の経験を有します。


Vast Dataについて
Vast DataはAI時代のデータ・プラットフォーム企業です。企業のAIインフラストラクチャの新たな標準として、企業は最もデータ集約的なコンピューティングニーズに応えるVast Data Platformを信頼しています。Vast Dataは、シンプルで拡張性があり、ディープラーニングとGPUアクセラレーションによるデータセンターとクラウドを強化するためにゼロから設計されたAIインフラを提供することで、企業がデータの可能性を最大限に引き出すことを支援します。2016年に設立されたVast Dataは、史上最も急成長しているデータ・インフラストラクチャ企業です。詳細は https://vastdata.com や LinkedInをご参照ください。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン