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Cloudflare、日本で「Data Localization Suite」提供開始。現地でデータ処理が可能に

2022年09月22日 18時30分更新

文● ASCII

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 Cloudflareは9月22日、アジア太平洋地域3ヵ国(日本、オーストラリア、インド)で「Data Localization Suite(DLS)」を提供開始した。

 Data Localization Suiteは、ヨーロッパのローカライゼーションの要件や規制に準拠するために2020年に提供を開始した企業向けのサービス。国内のデータの移動先や、アクセス権に関するルール、コントロールなどを簡単に設定・制御でき、データローカライゼーション規制を順守できる。Cloudflareのグローバルネットワークのスピード、セキュリティー、拡張性を享受しながら、国と地域ごとにデータの処理が可能になる。

 本サービスでは、トラフィックを検査するデータセンターのロケーションを選択できるほか、「Cloudflare Geo Key Manager」を使用して、秘密鍵の保管場所も選択可能。また、グローバルなパフォーマンスとローカルのコンプライアンス順守を両立するアプリケーションを構築できる。「Jurisdiction Restrictions for Workers Durable Objects」によって、特定の地域限定のサーバーレスアプリケーションも構築可能。

 さらに、WAF、ボット管理、DDoS攻撃対策などCloudflareのセキュリティー機能を利用して、ウェブサイトを保護する。大規模なパフォーマンスとスピードを実現しながら、ISO 27001、27701、27018といったプライバシー保護とセキュリティー認証の国際規格に準拠できる。

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