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仕事に差がつく!阿久津良和「Microsoft 365のスゴ技」 第25回

Microsoft Teamsが仕事用から、家族や仲間とのコミュニケーションツールに

2021年07月06日 10時30分更新

文● 阿久津良和(Cactus) 編集●MOVIEW 清水

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 本連載は、マイクロソフトの「Microsoft 365」に含まれるSaaS型デスクトップ&ウェブアプリケーション(以下、アプリ)「Microsoft 365 Apps(Office 365)」について、仕事の生産性を高める便利機能や新機能、チームコラボレーションを促進する使い方などのTipsを紹介する。今回は個人用アカウントに完全対応するMicrosoft Teamsに注目した。

Teamsの利便性を家族とのコミュニケーションに活用

 Microsoftが米国時間2021年5月17日に発表したとおり、Microsoft Teamsは個人用アカウントに対応した。過去の連載記事でも触れてきたとおり、Microsoft TeamsはMicrosoft 365のアカウント(職場または学校アカウント)が必要ながらも、2018年2月にはゲストアカウントの範囲拡大を発表。Gmailなどのアカウントでも利用を可能にした。同年7月には利用時間やファイルストレージ容量を制限した無償版の提供を開始している(コロナ禍の現在、期間限定でオンライン会議は最大24時間利用可能)。

職場または学校アカウントでサインイン済みのMicrosoft Teamsでも、ユーザーメニューに「個人用のTeams」が並ぶ

先の項目をクリックするとポップアップアイコンの付与が示すように、ウェブブラウザーでMicrosoft Teamsが現れる

 Microsoftは個人用アカウントに対応した理由として、「Microsoft Teamsは仕事のコミュニケーション&コラボレーションの主要なソリューションだ。しかし、我々の生活は仕事以外の人々とコラボレーションに費やしている」と、コロナ禍でも家族や友人とのつながりを重視するためだと、前述した公式ブログで説明している。だが、家族や友人とのテキストチャットやビデオチャットであればSkypeで十分ではないだろうか。Skypeのグループビデオ通話を利用すれば、最大50人のビデオチャットも可能。グループ画面共有機能でプレゼンテーションスライドなども共有できる。

個人用アカウント(Microsoftアカウント)で利用できる機能は「アクティビティ」「チャット」「カレンダー」のみ。チャネルなどは利用できない

 Microsoftは「顧客との会話から我々は家族がオンラインでつながり、計画や調整、共有を改善するためのツールを渇望していることを学んだ」と述べ、Microsoft TeamsのTogetherモードやライブ絵文字、後から参加しても過去の会話を参照できるチャット機能を家族・友人のコミュニケーションに提供し、機能改善につなげていく狙いがあるのだろう。他方でDAU(1日あたりのアクティブユーザー)数が2021年3月時点で1億4500万人を突破した、Microsoft Teams利用者の増加も望んでいると思われる。

個人用アカウントでもTogetherモードが利用できる(公式ブログより抜粋)

オンライン会議時に利用できる表示モードは、当然ながら通常のMicrosoft Teamsと変わらない

チャットメッセージからのタスク作成の作成や、Microsoft Formsを利用したアンケートも実行できる(公式ブログの画像を筆者が加工)

 実際に個人用アカウント(Microsoftアカウント)で試してみたが、デスクトップアプリ版は職場または学校アカウントからサインアウトしなければ、個人用アカウントのMicrosoft Teamsに切り替えられず、ウェブブラウザーベースで使わざるを得ない。一方でモバイル版はiOSもAndroidもアカウントを容易に切り替えられる。UWP版Microsoft To Doのように、デスクトップアプリ版Microsoft Teamsもアカウント切り替え機能を備えることを期待したい。

モバイル版はサインアウト操作を必要とせずに使用アカウントを切り替えられる

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