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独自開発の無線通信規格UNISONetを展開するソナス、JR東日本スタートアッププログラムで優秀賞を受賞

ソナス株式会社
2020年11月27日

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ソナス株式会社
~11月上旬より鉄道関連工事現場のIoT化に向けた実証実験を実施中~

 独自開発のIoT無線「UNISONet(ユニゾネット)」を提供する東大発ベンチャー・ソナス株式会社(代表取締役CEO 大原壮太郎)(以下、ソナス)は、2020年11月26日に開催された東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長 深澤祐二)(以下、JR東日本)とJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長 柴田裕)(以下、JR東日本スタートアップ)によるビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2020」採択企業によるDEMO DAY(発表会)において、優秀賞を受賞いたしました。







 「JR東日本スタートアッププログラム」とは、JR東日本とJR東日本スタートアップが、ベンチャー企業などから、駅や鉄道のほか同社グループの経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスに関する新しい提案を募る、オープンイノベーション推進のためのビジネス創造活動です。
 第4回となる今年は、242件の応募から審査を経て18件が採択され、11月26日に行われた採択企業によるDEMO DAYにおいて、ソナスは「技術を基に現場にしっかりと入り込んで課題解決を行っている」として優秀賞を受賞いたしました。
 同プログラムのテストマーケティングとして、既に今月上旬より鉄道設備や駅などの工事現場におけるIoT化を目指して実証実験を開始しており、UNISONetの省電力性や通信性能の高さ、設置の簡便さなどに高い評価をいただいております。
 



【鉄道関連工事現場IoT化のための実証実験について】
 ソナスが独自開発したIoT無線UNISONetは、「安定」「省電力」「高速」「双方向低遅延」「ロスレス」「時刻同期」「多数収容」といったIoT無線に求められる多数の要件を同時に実現する画期的な無線規格で、社会インフラや建築物の構造モニタリングや設備機械のモニタリングなど様々な分野で活用されています。
 現在、高崎線熊谷駅付近の鉄道設備の保守メンテナンス業務や信越本線新潟駅付近の駅建設工事現場において、UNISONetを活用して現場の設備などを無線ネットワーク化することにより、低コストでスマートに現場の安全管理が行うための実証実験を行っています。

□ ソナスのIoT無線UNISONetとは
 UNISONetは、ソナス株式会社が独自に開発したIoT向けの省電力無線通信規格です。一般的にIoT無線は「バッテリが全然持たない」「通信がすぐに途切れる」「制約が多すぎて使いづらい」といった問題に直面しがちですが、UNISONetは「同時送信フラッディング」という革新的な転送方式により従来のIoT無線にはない特徴を持ち合わせた画期的な無線通信規格として活用領域が広がっています。

UNISONetの特長》




1.電波環境変動に強い安定性     
2.電池で年単位の駆動が可能な省電力性 
3.高スループット
4.上下の通信が双方向低遅延
5.再送制御によるロスレスデータ収集   
6.高精度時刻同期
7.1ネットワーク内に数百台収容

<ソナス株式会社 会社概要>
 会社名     ソナス株式会社
 所在地     東京都文京区本郷5-24-2 グレースイマスビル6階
 代表取締役   大原壮太郎
 事業内容    センシングに関するハードウェア、ソフトウェア、サービスの企画設計、製造、販売
 設立      2015年11月
 資本金     3億8706万円(準備金を含む)
 URL      https://www.sonas.co.jp
 
<問い合わせ先>
 広報担当  武田 
 電話:03-3830-0170  メール:pr@sonas.co.jp

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