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「OpenComm」は耳をふさがず、骨伝導で快適にオンライン会議ができるワイヤレスイヤホンだ

2020年11月23日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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音質だけでなく通話のマイクも強化されている

 さて、OpenCommの名前の「Comm」は、コミュニケーション、からつけられたものではないかと筆者は思う。ワイヤレスヘッドフォンはいろいろなものが販売されているが、OpenCommは通話機能も強化した製品なのだ。回転式のマイクは簡単に口の横まで回転させることができるし、柔らかい素材のため顔を傷つけることもない。普段音楽を聴いているときはマイクは後ろ側に収納しておき、通話やミーティング時にさっとマイクを回転させる、という使い方ができるわけだ。

普段はマイクを後ろ側にしておくと邪魔にならない

マイクの利用が必要になったときは、回転させればすぐに利用できる

 筆者も自宅でオンライン会議の機会がかなり増えている。午前に会議、午後にカンファレンス(視聴のみ)、夕方に会議、なんてこともよくあるほど。また自宅にいる時間が長いので、ちょくちょくライブ配信を行うようになった。「あ、いま配信するか」って急に思い立った時に、ヘッドフォンを探すのも面倒なもの。OpenCommを耳につけっぱなしにしておけばライブ配信もすぐにできるというわけなのだ。

 外で使うときは、道路を歩いているときやジョギングしているときは周りの音が聞こえるので安心して音楽などを聞くことができる。とはいえ外の音も聞こえるので、普通のヘッドフォンと比べるとそれが気になる人もいるだろう。そもそもOpenCommは「音に没頭する」のではなく、「オープンイヤーで、外の音も聞こえる」ヘッドフォン。筆者のように、自宅にいる機会が多い人に向いているといえるだろう。

 電車の駅でもある程度音は聞こえるが、地下鉄に乗ると車内はかなり騒音レベルが高いので音量はかなり小さくなってしまう。耳栓をすればしっかり音が聞こえるものの、今度は外の音が聞きにくくなる。このように騒音の大きいところでの利用にはあまり向いていない点は注意しよう。

オンラインミーティングやストリーミング配信時にとても便利

地下鉄の駅での利用はいけるが、車内は外の騒音が大きく向いていない

【まとめ】耳を塞がない骨伝導式は不快感がない

 OpenCommを1週間ほど使っているが、自宅にいる時はほぼつけっぱなしにしているようになった。有線タイプと違いトイレに行くときも外す必要はないし、来客などがあった時もそのまま移動できる。そしてマイクを使った通話も快適にできる。耳をふさがない骨伝導式は長時間つけていても不快にならない点がなによりも大きなメリットと感じる。興味ある人はクラウドファンディングのページで製品をチェックしてほしい。

クラウドファンディングなら割引価格で購入できる

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