冷やしギガバイト、はじめました。
冷蔵庫でPCを冷却できるかやってみた
PCは冷蔵庫で冷やせる
ただし長時間の負荷は危険
今回はOCCTで負荷をかけてのデータ取りが主だったが、特殊な処理をせずとも冷蔵庫でデスクトップPCを冷やせそうだとわかった(*)。
今後は、実際にゲームをしたり、日常的な負荷をかけ続けてみて挙動を見たりしつつ、ゲーミング冷蔵庫PCらしくなるような処理を加えていく。もちろん電源ユニットも庫内に設置する。
また冷蔵庫内は光が回りやすいため、LEDテープ×4くらいでイイ感じに光りそうだし、PCパーツもモリモリと光らせたい。電源は最下部に設置予定だが、LianLiの光る電源延長ケーブル「STRIMER」を使用する場合は、上部からケーブルが垂れていたほうが映えるため、光りモノ次第で変更を加えていく。
問題は冷蔵庫らしい機能、つまりドリンクの保管場所だが、ペットボトル2本くらいは収納できるうようにしたい。では、また次回!
(*) PCの排熱で冷蔵庫内の温度が気温以上になった場合、外気を取り込めない密閉された空間である冷蔵庫は、みるみる温度が上昇することになる。
空冷のCPUクーラーは気温より低い温度に冷却できないという弱点があるため、温度が上昇した冷蔵庫内では、最悪の場合熱暴走したり発火する可能性がある。
したがって、冷蔵庫でPCを冷却するのは危険なため、使用中は絶対に目を離してはいけない。今回は冷蔵庫の冷却能力が足りていたために実験が成功したが、もしも検証時間が20分ではなく40分だったら失敗していた可能性がある。
逆に言うと、CPU使用率が100%でも20分間は耐えられることが今回の実験でわかったので、今後はこの負荷を超えない範囲でのPC運用を心がける必要があるわけだ。
なお、水冷クーラーは凍結する可能性があるため使用できない。