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東北大学病院 慢性腎臓病透析治療共同研究部門 日本トリムの社員研究者が客員教授に就任

PR TIMES

株式会社日本トリム
~電解水素水を活用した電解水透析研究を深化~

整水器を製造販売している株式会社日本トリム(本社:大阪市、代表取締役社長:森澤紳勝)のMD室 室長である樺山 繁(=かばやま しげる)は、2020年2月より東北大学病院の慢性腎臓病透析治療共同研究部門の客員教授に就任しました。


東北大学病院の慢性腎臓病透析治療共同研究部門は、「電解水透析(R)」並びに電解水素水を活用した腹膜透析に関する研究を行っています。電解水透析システムは、透析患者の抱える透析による副作用を改善することが期待される透析療法です。また、2月より東北大学内の研究部門がリニューアルされ、聖路加国際病院、仙台市立病院、仙台柳生クリニック、東北大学農学研究科が協力研究機関として加わりました。

今回、日本トリムの樺山が客員教授として加わることで、さらに高いレベルでの研究・開発を推進し、電解水透析システムのさらなる普及を目指しています。また、基礎試験において良好な結果を得ている電解水素水を活用した腹膜透析分野についても、新たな技術開発、臨床試験の実施に取り組みます。

■樺山 繁 プロフィール
〇東北大学病院 慢性腎臓病透析治療共同研究部門 客員教授(2020年2月より)
〇これまでのおもな経歴
1997年 九州大学大学院遺伝子資源工学専攻細胞制御工学講座博士後期課程単位修得
2000年 博士号(農学、九州大学)を取得
2000年 株式会社日本トリム入社
2005年 MD室・室長就任
2007年 株式会社トリムメディカルインスティテュート設立(代表取締役就任)(東北大学発産学共同ベンチャー企業)
2018年 一般社団法人電解水透析研究会幹事就任

■東北大学病院 慢性腎臓病透析治療共同研究部門
期間:2020年2月1日~2022年9月30日(2年8ヶ月間)
研究題目:電解水を応用した電解水血液透析と水素(H2)付加腹膜透析に関する研究
研究代表者:宮崎真理子(東北大学病院・血液浄化療法部長、腎・高血圧・内分泌科科長)
研究協力機関:聖路加国際病院、仙台市立病院、仙台柳生クリニック、東北大学大学院農学研究科URL: https://www.hosp.tohoku.ac.jp/departments/d5000/

■研究目的
1.電解水透析の臨床的有効性を無作為化比較臨床試験にて評価する
2.腹膜透析への応用に関し、早期探索的臨床試験を実施する
電解水透析個人用RO装置 EW-SP11-HD


■電解水透析システムとは


日本では世界トップクラスの透析治療が行われていますが、それでも透析患者の平均余命は一般人の約半分と短く、その死亡原因は心脳血管死(心不全、脳血管障害、心筋梗塞)が33.1%(*1)と最多です。その原因として、治療中に発生する酸化ストレスや炎症が関与し、動脈硬化を促進していると考えられています。血液透析は水を大量に使用する治療法で1回あたり約120リットルの水を使用します。日本トリムはこの「水」に着目し、抗酸化性のある水素が含まれた電解水素水を透析液の希釈液に使用することで患者のQOL(生活の質)向上を目指しています。日本では22施設(*2)の透析施設、計491床で導入され、約1,500名の患者が電解水透析を受けています。


(*1)日本透析医学会2018年末統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」より
(*2) 2020年1月9日現在


■日本トリムとは
日本トリムは、電解水素水整水器販売を主軸とした事業を展開し、これまでに100万台を超える販売実績があります。当社は世界に先駆け水が持つ機能に着目し、国内外の研究機関との産学共同研究により電解水素水の新たな可能性(機能)を追求しています。電解水素水の活用は飲用にとどまらず、血液透析へ応用した『電解水透析(R)』や、農作物の灌水・散布に利用した『還元野菜(R)』の栽培など、医療や農業分野への様々な応用を実現しており、今後も電解水素水をベースに世界へ挑戦するオンリーワン企業を目指します。


■会社名/株式会社日本トリム
□設立年月日:1982年(昭和57年)6月12日
□代表取締役社長:森澤 紳勝 (もりさわ しんかつ)
□資本金:992,597,306円
□従業員数:500名(関連会社等を含む)
□企業ホームページ:http://www.nihon-trim.co.jp/