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第9世代インテル® Core™ i7プロセッサーと最新GeForceで平均120fps超

PC版レインボーシックス シージ無料ゲットの機会に考えたい快適スペック:前編

2019年12月19日 11時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

提供: インテル

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第9世代インテル® Core™ i5-9400Fプロセッサー&GTX 1650環境と比較してみた

 ここからは先述のスペックで、R6Sはどの程度のフレームレートが出るのかチェックしていこう。ベンチマークに使ったのはR6Sの内蔵ベンチマークモード。設定は解像度が「フルHD」で画質のプリセットは「最高」にしている。また、レンダリングのスケーリングはデフォルトの「50%」のほか、「100%」の場合も検証した。

 なお、比較対象に第9世代インテル® Core™ i5-9400FプロセッサーとGeForce GTX 1650を搭載した、予算10万円ほどのゲーミングPC入門構成も用意。CPUとGPU以外は先述のオススメ構成と同じだ。それぞれの環境で複数回計測した平均フレームレートを掲載する。

R6Sのフレームレート比較。フルHD設定、画質「最高」、レンダリングのスケーリング「50%」の場合

 第9世代インテル® Core™ i7-9700Fプロセッサー+GTX 1660 SUPERの組み合わせは平均199fpsと超快適な結果が得られた。とはいえ、第9世代インテル® Core™ i5-9400Fプロセッサー+GTX 1650のコンビでも、平均125fpsとFPSゲームで有利に立ち回れるラインの120fpsを超えてきた。とはいえ、これはレンダリングのスケーリングが「50%」の場合で、真の「フルHD」環境とは言えない。

 というのも、レンダリングのスケーリングとは、実際に画面に出力されている解像度と内部でレンダリングされている解像度を調整する機能だからだ。フルHD設定でレンダリングのスケーリングが「50%」の場合、実際に内部でレンダリングされている画面は1360×764ドットで、それをアップスケーリングしてフルHD(1920×1080ドット)まで広げて表示していることになる。

レンダリングのスケーリングはフルHD解像度の場合、内部のレンダリングは1360×764ドットになる

左がレンダリングのスケーリング「50%」で、右が「100%」。やはり、「50%」の時はもやっとしている

 そのため、どうしてもレンダリングのスケーリングが「100%」の時と比べると画面の解像感が薄まり、例えば遠くの敵の発見が遅れたりすることもある。そういった意味で言えば、「フルHDで快適に遊べる」という表現は、レンダリングのスケーリング「100%」の時の性能で語るべきだろう。そんなわけで、次はレンダリングのスケーリング「100%」の結果だ。

R6Sのフレームレート比較。フルHD設定、画質「最高」、レンダリングのスケーリング「100%」の場合

 第9世代インテル® Core™ i5-9400Fプロセッサー+GTX 1650環境では最少フレームレートで48fpsと、FPSゲームの快適ラインである60fpsを切ってしまった。R6Sのベンチマークモードは実際のプレイシーンよりも負荷が低いという傾向があり、もっと下がることもあり得る。一方で、第9世代インテル® Core™ i7-9700Fプロセッサー+GTX 1660 SUPERのほうは最少フレームレートでも85fpsと余裕で60fps超え。平均フレームレートも134fpsと優秀だった。

 この成績ならリフレッシュレート120Hz駆動のゲーミング液晶ディスプレーも買って、自分の反応できる最高速度でプレイに集中できるだろう。やはりフルHDかつ最高画質で遊ぶなら、第9世代インテル® Core™ i7-9700FプロセッサーとGTX 1660 SUPERがベストカップルと言える。

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