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森林の保護、再生、管理で世界自然保護基金と協働

HP、持続可能な森林に向けたイニシアチブ「HP Sustainable Forests Cooperative」

2019年10月08日 15時30分更新

文● ASCII

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 日本HPは10月8日、森林の保護や再生、管理に向けたイニシアチブ「HP Sustainable Forests Cooperative」を発表した。

 米HP Inc.が9月23日(米時間)に発表したもので、世界自然保護基金(WWF)と提携して森林へのポジティブな行動を実行、森林の保護や再生、森林管理の改善に貢献するとしている。ニューヨーク市に相当する面積20万エーカーの森林の再生、保護、保全に取り組むとともに科学的根拠に基づいた目標設定の開発と、森林の再生と森林管理の改善により炭素と自然にもたらされる相乗効果の推定を支援。

 森林保全に対する消費者の要求に持続可能な調達を超えて対応するとしており、持続可能な繊維調達プログラムだけでなく、サプライヤーに対してはFSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)によるFSC認証取得を奨励。FSC認証とリサイクルされた繊維調達を増やすという。

 米HPでは、HPブランドの用紙は森林破壊ゼロの目標を達成。今後、今回のプロジェクトに加えて責任を持って管理される森林の重要性についての認識を高め、FSC認証と森林に優しい製品に対する需要を創出していくとしている。

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