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せんべろが止まらない! 第22回

立ち飲み酒場「晩杯屋」でちょい飲み!

最強コスパ酒場! つまみ100円台の「晩杯屋」が安くておいしくて天国

2019年05月24日 19時00分更新

文● ナベコ

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「晩杯屋」でひとり飲み。ヒパヒパ!

 ごきげんよう。アスキーの酒好き記者ナベコです。気温が高くなったのでちょっと外を歩くと喉が渇きます。日中にも関わらずビールで喉を潤したい日が多くなってきました。夏が近いです。

 せんべろ。それは現代社会の癒し。1000円程度の予算で飲める店のことや、1000円程度の低予算で飲みに行く行為を言います。

 この連載では、チェーン店を中心に1000円程度の予算でちょい飲みできる店をレビュー。居酒屋、ファストフードといったジャンルは特に定めていないので、オススメがあったらぜひ教えてくださいね!

 今回は行ったお店は「晩杯屋」。立ち飲みのチェーンです。

(行ったお店)
「晩杯屋」
・ジャンル:立ち飲み酒場
http://active-source.co.jp/

※取材した店舗をもとに記事を作っています。同じチェーン店でも店舗ごとによってメニューの内容や価格、環境が異なる可能性もありますのでご了承ください。

都内で人気急増中のコスパ立ち飲み店

 晩杯屋。「ばんぱいや」と読みます。西洋美女に血を吸われる(それはバンパイア)なんてことはなく、昭和的な雰囲気を放つ立ち飲みスタイルの大衆酒場チェーン。

 立ち飲みというと安そうだけどおいしくないかも、という先入観があるかもしれません。

 そんな中、晩杯屋は安い旨いが評判で、2009年に武蔵小山に本店をオープンしてから、東京都内を中心に現在50店舗近くまで規模を広げています。

 大衆酒場ブームで注目を集めるエリア・赤羽にある老舗立ち飲み店「いこい」をモデルにしている、というのも知られています。

この日のメニューはこんな感じ。

メニューをよく見るとロマネコンティがあります。450万円。完全前金予約制。

 さて、今日はいったい何をいこう。

(頼んだのはコレ)

・「生ビール」410円


・「マカロニサラダ」130円


・「ネギトロ」180円


・「煮込み」130円

・「がぶ飲みシードル」290円

 飲み物は口頭で、料理は手元にあったシートを記入してまとめてオーダーしました。

 晩杯屋飲みのはじまりです! スタンディングで、ヒパヒパ~(ハワイの言葉で乾杯です)♪

ごく普通のマカロニサラダが早くておいしい

 「生ビール」はキリンでした。410円。


カンパーイ! 写真撮る前にちょっと飲んじゃった……。

 とにかく提供が早い。席についてすぐ店員のお兄さんがドリンクをきいてくれて、脊髄反射のように「生」と答えると、体感的に1分くらいでビールが目の前に現れました。はやっ。1分はさすがに早いので、実際は数分くらいかかったかと。

 混雑していたので、注文をとってくれたお兄さんは少しお疲れ気味の笑みを浮かべていましたが、それなのにこんな早いとは、仕事できるなあ。

 ただ、洗い立てだからでしょう。ジョッキがほんのちょっと温かかったのはご愛敬。

 ゴクゴクゴクっとビールを喉に流して……! プハー! 生うまい!

玉子のコクみたっぷり。

 真っ先に出てきたのは「マカロニサラダ」。130円。

 やっぱり早い。またたく間、というくらい素早く出してくれました。

 なんでも、晩杯屋では提供の早さにかなりこだわっているそう。朝から仕込みをして、来客数を予測しながらある程度作り置きしておく、といった工夫をしているそうで。

 さて、マカロニサラダは玉子をタルタルのように混ぜ込んでいて、想像以上にボリュームがありました。玉子の優しいコクがきいています。粗挽きコショウがピリリとメリハリをつけていました。ちょっと手が込こんでいて、これで130円はお手頃。

ソースやポン酢など卓上調味料も豊富。

 食べ進めていくうちに変化が欲しくなったら、卓上調味料を。

 晩杯屋特製の「だしソース」と迷いましたが、今回はポン酢で。

ポン酢をちょっと足してみました。

 うんっ。こうやって自由にできるのも大衆酒場らしい。次回は、和風出汁がきいた「だしソース」を使ってみよう、なんて思いつつ。

 「ネギトロ」は180円。海苔が2切れ添えられているので、くるんと包んで食べます。正直、この値段なので量は少ないと思いましたが、身に脂がのっていて「おっ」と思わせる中落ちでした。

激安「煮込み」はシンプルながら上品

 「煮込み」は130円。安いです。

飾り気がなく素朴。でも沁みる味。

 もつ、豆腐、こんにゃく、大根などを味噌や醤油などで煮込んでおり、特に驚きがあるわけではないですが、沁みる味。素朴でおいしい!

七味をかけていただきました。

 まろやかでどこか品のよい味付けは、私が考えるベストな煮込みかもしれません。ずいぶんと長時間煮込んでクセがなく柔らかいモツに仕上げたのでしょう。刻みネギを忘れてないのもうれしいなと。

2杯目。ビールではなくシードルです。

 大衆酒場らしい舌に馴染む煮込みにホッとしつつ、次のお酒。二杯目は「がぶ飲みシードル」にしました。290円。

 シードルというと「甘酸っぱい」というイメージがありましたが、こちらは甘さ控えめ。キュッと引き締まった味のリンゴサワーのように爽やかで、ガブガブいけました。

 カットレモンが添えられています。

 実は本来、氷が入っているのですが、氷をちょうど切らしたそうなのです。そのぶん、飲み物が並々注がれていて、ラッキー。

 飲み物2杯、おつまみ3品で、ほんのりほろ酔いになれました!

おつまみ1品の安さがヤバイ

(お会計)
・「生ビール」410円
・「マカロニサラダ」130円
・「ネギトロ」180円
・「煮込み」130円
・「がぶ飲みシードル」290円
――
……合計1140円

 1000円ちょっと、というお会計になりました。最初、生ビール(410円)を飲んだので1500円くらいになるかと思ったのですが、結果この額。お通しがないのが大きいのと、おつまみが130円、180円と異様に安いんですよね。3品食べたので適度にお腹も満たされたし、立ちながら飲むのがツラくなかったらコスパ最強です。

 おつまみがこの安さなのに、値段に対して満足できるおいしさ、というのもスゴイ。晩杯屋は、良い素材を安く仕入れる「買う力」のノウハウを強みに掲げています。

 ちなみに今回、私ひとりで訪れましたが、特に場に浮くということはありませんでした。まわりを見ると女性2人連れや、グループの中に女性がいたりと、立ち飲み酒場にしては女性率高めでしたよ(店舗の立地によるかもですが)。

 晩杯屋では、お客さん同士のトラブルを避けるため、「迷惑行為禁止」「テーブルに肘をつかない」というルールを設けるなどして、女性でも入りやすい空間づくりを心掛けているということ。なるほど確かに、居心地がよかったです。

 チェーン飲食店の中でダントツといえる安さを誇る晩杯屋は、立ち飲みというロケーションも含めて魅力的。立ち飲み酒場ってちょっと怖いという先入観がある人のデビューにもちょうど良いかもしれませんよ!



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ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
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