スタジアムから生まれるJAWS FESTA 2018伝説 第1回
JAWS-UGの巨大勉強会が今年は大阪にやってきた
秋晴れのスタジアムでJAWS FESTA開催!最高かよ!
2018年11月03日 13時30分更新
AWSのユーザーコミュニティであるJAWS-UGは、全国コミュニティイベントである「JAWS FESTA 2018」を開催している。おおよそITイベントの会場とは思えない巨大なパナソニックスタジアム吹田で、クラウドユーザーたちが一大コミュニティイベントを楽しんでいる。
今年のFESTAは屋外の巨大なスタジアムが舞台
JAWS FESTAは全国規模で活動しているJAWS-UGが主催する大型イベント。春に東京で行なわれるJAWS DAYSの地方版にあたるJAWS FESTAだが、今年の開催地は大阪。今回も500人を超える参加者が登録しており、今回も盛況だ。
なにより驚くのが、今回の会場となった「パナソニックスタジアム吹田」だ。大阪市内からは地下鉄やモノレールを乗り継ぎ、万博公園駅前で下車。15分程度歩くと、巨大なスタジアムが現れる。とてもIT系のイベントをやる場所とは思えないのだが、なるほど中に入るとコンコースの部分が区分けられて、セッションブースになっている。
運営の小西宏樹さんに話を聞くと、「屋外でやりたい」というのはJAWS-UG関西のメンバーではかなり以前から話が出ていたという。JAWS-UGが全国規模に拡がったきっかけともなった初回のJAWS FESTAが大阪京セラドームの一角を使って開催されたこともあり、会場にも強いこだわりがあったようだ。
武闘派CIO友岡さんがインターネット時代のコミュニティを語る
基調講演は武闘派CIOとしておなじみフジテックCIOの友岡賢二さんが登壇。グリーン上に登壇するというかつてないスタイルで、スライドも屋外のスクリーンに映し出されるという記者泣かせなスケールの大きさ。雲1つのない秋晴れの下、朝から詰めかけた参加者のテンションもいやおうなく上がる。
昨年、松山で行なわれたJAWS FESTAでは「コミュニティに参加する理由を経営理論からひもとく」というテーマで講演した友岡さんだが、今回も「テクノロジーの民主化で世界平和を!」というスケールの大きな内容だった。
TEDの「社会運動の起こし方」をイントロに、友岡さんが仲間とともになぜ武闘派CIOというムーブメントを起こしたのかについて概説する。そして、会社や地域に根ざした旧来型コミュニティから、インターネットを基盤とした新世代のコミュニティに移り変わるまでの変遷をオープンソースの思想とあわせてゆっくりにひもといていった。詳細なレポートは後日掲載するが、コミュニティに参加する理由を今までと違った角度で理論付けた、まさにプロフェッサー友岡の本領を発揮した印象深いセッションだった。
JAWS FESTAは現在もスタジアムのコンコースでセッションを進行中。今年は、ニューカマーの登壇も多く、老若男女問わず多くのエンジニアがイベントを楽しんでいる。後日、詳細レポートを掲出するので、ぜひ楽しみにしてもらいたい。
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