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ScanSnapが頭脳を持った!? タッチパネル搭載ドキュメントスキャナー「iX1500」10/12発売

2018年10月02日 19時00分更新

文● 村山剛史/アスキー編集部

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ScanSnapの新フラグシップモデル「iX1500」が発表された。写真はPFU代表取締役社長 半田清氏(中央)、執行役員常務 宮内康範氏(左)、イメージングビジネスユニット イメージソフトウェア開発統括部 第一開発部長 大窪伸幸氏(右)

ScanSnap iX1500は10月12日発売
直販価格5万1840円

 PFUは10月2日、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnapシリーズ」の新製品「ScanSnap iX1500」を発表した。「iX500」の後継機にあたる製品で、およそ6年ぶりにフラグシップのフルモデルチェンジとなる。発売は10月12日、価格はオープン(直販サイトで5万1840円)。

PFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap iX1500」(型番:FI-IX1500)。10月12日発売、価格は直販サイトで5万1840円

iX500(トレー収納時:幅292×奥行159×高さ168mm)と比べ、高さが抑えられている

トレー全開時のサイズは幅292×奥行494×高さ293mm

トレー収納時のサイズは幅292×奥行161×高さ152mm

 主な特長は下記の通り。

1. 4.3インチのタッチパネルを搭載

 新たにタッチパネルを本体に搭載。読み取り設定やデータ保存先などを含め本体のみで直観的な操作を実現した。画面には「名刺管理」「出張経費の精算」など用途に合わせた20種類以上のテンプレートを用意、アイコンをワンタッチするだけで目的に合わせたスキャンが可能。ユーザーごとにアイコンの色を変更できる。また、原稿種別やタグを付けられるので、スキャンしたコンテンツの分類・検索も可能。

4.3インチのTFTカラータッチパネルを搭載

用途に応じた設定でワンタッチスキャンが可能。設定を独自にチューニングすることもできる。また、「家計の支出管理以外には使わない」など、1つのプロファイルで十分という人のために、1つの機能だけ表示するシンプルなモードも用意されている

2. ScanSnap専用の新ソフトウェア「ScanSnap Home」付属

 iX1500に付属する新ソフトウェア「ScanSnap Home」は、これまでのドライバ、ファイル管理、名刺管理といった複数のソフトウェアを統合したもの。今回新たに学習機能を搭載し、ユーザーが使いこむほどに利用しやすくなる。たとえば、ファイル名の修正内容を学習して次回以降の利用時に自動修正したり、OCRの誤認識を手作業で修正すると、次回以降に同様の内容をOCRした際は正しく認識するという。

 また、複数名での利用を前提としており、1ユーザーにつき5台の機器を紐づけられる(1台につき4ライセンス)。既存製品との利用も可能だ。

これまで複数のソフトウェアが必要だった操作も、「ScanSnap Home」では1本で完結する

学習機能を搭載。面倒なファイル名変更や誤認識の修正をScanSnap任せにできる

3.洗練されたデザインとストレスフリー設計

 白を基調とした新デザインに変更。オフィス・書斎・リビングなど置く場所を選ばない。スキャン速度は従来機種よりも約20%向上し、A4両面カラー毎分30枚60面(300dpi)。Wi-Fi接続は新たに5Ghz帯に対応。手差しスキャンでは2つ折り原稿のほか、付箋を貼った原稿や、重なって糊付けされている宅配便の送り状も重送と判断されずにスキャン可能。

さまざまな場所に調和するデザインも特徴の1つ

スキャン速度はA4両面カラーで毎分30枚60面。iX500と比べて5枚10面分(約20%)速くなった

名刺やレシート用のアタッチメントは、裏にバネが仕込まれているため、折り曲げたまま財布に入っていたようなレシートも上手く取り込めるとのこと

ScanSnap Homeは既存機種にも対応。また、iX500はスタンダードモデルとして併売される

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