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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第51回

COMPUTEX 2018で見つけたイカすパーツとヘンなもの

2018年06月18日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

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MOD PCもたくさん!

BIOSTARが展示していた自動車型マイニングマシン。マイニング用でありながら、好きなところに移動して稼働させられる。なぜ移動できるようにした?

車内にはビデオカードが8枚ぎっしりと詰まっている

エヴァンゲリオン初号機風の原チャリ。COMPUTEXになぜ原チャリが? と思ったら、デジタルスピードメーターを作るメーカーだった

香港ESSENCORE社のブースにあったサッカーマシン兼PC。こういう遊び心は好き。ちなみに同社のSSDブランドKLEVVは日本でも格安で販売されている

G.SKILLにあった液浸冷却PC。電気絶縁性があるフロリナートという液体に沈めてPC冷却している。そうなると黄色い液体が入った水冷クーラーは何を冷やしているのだろうか……

PCが完全に液体に没しているのがわかる。ASCII.jpで実験した油没PCと同じ仕組みだ

こちらはASRockのブースにあった液浸冷却PC。水冷クーラーのチューブが外れて水没したわけではない

GIGABYTEが展示していた液浸冷却PC。熱帯魚はフロリナートのなかで泳いでいるように見えるが、そうではなく水槽が上下で2層になっているのだ。水の屈折で見にくいが、ビデオカードの奥にはマザーボードが浸かっている

 今年は液浸冷却、つまり水没PCのMODをあちらこちらで見かけた。もしかしてASCII.jpの油没冷却記事がきっかけで、液浸冷却ブームが巻き起こりつつあるのかもしれない(おそらくそんなことはない)。

 だが、これ以上CPUとGPUの発熱が増えるようだと、水冷クーラーで冷却するより、いっそのことドボンとPCごと液体に沈めてしまったほうがてっとり早く、しかも省スペース化もできる。

 パーツ交換作業や保証の問題が残るものの、来年はもっと液浸冷却のデモや展示が増えているかもしれない。そんな期待を抱きつつ、COMPUTEX TAIPEI 2018の取材を終了しよう。

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