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NTTドコモ回線とのキャリア冗長やSIMの統合管理も実現

ソラコム、KDDI回線を用いた「SORACOM Air for セルラー plan-K」開始

2018年05月09日 11時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 2018年5月9日、KDDI、沖縄セルラー、ソラコムはKDDIのモバイルネットワーク回線を用いた「SORACOM Air for セルラー plan-K」の提供開始を発表した。これまで国内向けのSORACOM Air for セルラーではNTTドコモ回線を用いていたが、今回新たにKDDI回線を採用したサービスの追加で、マルチキャリア対応を推進する。

発表会に登壇したKDDI ビジネスIoT企画部部長の原田圭悟氏、ソラコム代表取締役社長の玉川憲氏

 今回発表されたSORACOM Air for セルラー plan-KではKDDIのLTEネットワーク回線向けのSIMカードを提供し、回線やデバイス管理、クラウド連携、閉域網接続などソラコムの各種IoTプラットフォームサービスを利用できる。また、今回の発表にともないNTTドコモ回線を用いた「SORACOM Air for セルラー」は、「SORACOM Air for セルラー plan-D」にサービス名を改称し、引き続き提供される。

KDDI回線を利用できるplan-Kの提供を本日から開始
NTTドコモやグローバルの回線に加え、KDDI回線も利用可能に

 料金体系もこれまで同様で、初期費用と1日単位での基本料、1MBあたりのデータ通信料で構成される。plan-Kの初期費用はデータ通信/SMS付きで1500円(税別)。利用期間コミットなしの基本料金は使用開始前が1日5円、使用開始後が1日10円、利用中断中が1日5円。SMSを含んだデータ通信料はplan-Kの方が、plan-Dより5円安価になるという(plan-Dはデータ通信のみであれば1日10円)。データ通信料は1MBあたり0.2円(32kbps)からで、別途SMS送信には3~30円/回の送信料がかかる(SMS受信は無料)。購入はこれまで通りユーザーコンソールから1枚単位で行なえる。

 今回のサービスの追加により、NTTドコモとKDDIのSIMをSORACOMユーザーコンソール上から統合して管理できるようになった。さらに両者の回線を冗長構成で利用できるようになったほか、SORACOM Gateの機能を使うことでNTTドコモとKDDIのSIMを搭載した端末でプライベートIPアドレスを用いた閉域通信も実現した。

KDDIとNTTドコモのSIMを同一コンソールで管理できる
KDDIとNTTドコモのSIMで同じ閉域網のシステムを利用可能

 KDDIは2016年12月にソラコムのサービスを用いた「KDDI IoTコネクト Air」を展開してきたが、SORACOMの各種サービスへの対応が遅れていたという。ソラコムのKDDIグループ参入を踏まえた今回の発表により、KDDI IoTコネクト Airはサービス名称をSORACOM Air for セルラー plan-Kに変更し、SORACOM Airで利用できる全サービスに対応する。

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