オーディオ機器の音質改善を目的とした電磁波ノイズ吸収ボード「EVA」シリーズから、オリオスペック専売モデル「EVA-SD1」と「EVA-Mini ITX」が発売された。
メーカーのEscart(エスカート)によると、電磁波を吸収することで、外部からの電磁波と併せて機器自体から発せられる電磁波の影響も低減するという。ノイズ対策によってS/N比が改善され、解像度の高い音楽再生が可能とのこと。さらに、ボード内部に特殊な接着構造を採用することで制震効果も高めている。
13/15インチノートPC用やMac mini用などがすでに発売されているが、今回発売されたのは、オリオスペック監修のもと徹底的なコスト削減が図られた製品。これまでの「EVA」シリーズは3万円前後と高額だったが、サイズの小型化や表面加工の削除などで価格を約1万円に抑えているのが最大の特徴だ。
製品はアイ・オー・データ機器のネットワークオーディオサーバー「Soundgenic」にジャストフィットする「EVA-SD1」と、Mini-ITXマザーボード用の「EVA-Mini ITX」の2製品。前者にはUSBポートを利用したアースケーブルが、後者には絶縁シートと高さ調整用のスペーサーが付属する。
価格は「EVA-Mini ITX」が9800円(税抜)、「EVA-Mini ITX」が1万2800円(税抜)。オリオスペックで販売中だ。